こんにちは、ゆるたけ(@yurutake_crypto)です。
今回は、NFTマーケットプレイスのOpenSea(オープンシー)で、PolygonチェーンNFTの買い方を説明します。
オープンシーで出品されているPolygonのNFTはロゴの色が違います。

この紫色のイーサリアムのロゴは、Polygon版のイーサリアムということです。一般的なETH(イーサリアム)とは別物です。
このマークがついた作品は、メタマスクのPolygonネットワークに入っているETHで購入する必要があります。

実は、PolygonのBridge機能を使うことで、イーサリアムネットワークにあるETHをブリッジ(橋渡し)して、Polygonネットワークに移すことができます。ですが、ブリッジはハッキングされる危険性がある上に、手数料も高いです。
BybitからMaticをメタマスクに送金する方が安全で、手数料も安くすみます。なので今回は海外取引所(Bybit)を利用した方法を解説します。
PolygonチェーンNFT購入の全体の流れ
オープンシーで、PolygonチェーンのNFTを購入する全体の流れはこんな感じです。
・手順①:bitFlyerの口座開設(方法)
・手順②:bitFlyerでXRPを購入(方法)
・手順③:Bybitの口座を開設(方法)
・手順④:bitFlyerからBybitにXRPを送金(方法)
・手順⑤:メタマスクをインストール(方法)
・手順⑥:メタマスクにPolygonネットワークの追加(方法)
・手順⑦:BybitでMaticを購入する←今回はここから解説
・手順⑧:BybitからMaticをメタマスクに送金する
・手順⑨:MaticをETH(Polygon版)に交換する
・手順⑩:オープンシーでPolygonのNFTを購入する
全てを説明すると長くなりすぎるので、手順⑦のBybitでMaticを購入する方法から解説します。
それより前の手順は、上記のリンクで丁寧に解説しているので、必要な方は参考にしてください。事前準備が完了したら、このページに戻ってきてくださいね!
では、始めます。
STEP1:BybitでMaticを購入
海外取引所はBybit(バイビット)を利用します。Binance(バイナンス)でもいいのですが、Maticとの相性が悪いみたいで、よく送金トラブルが起こっています。
なのでMaticの送金/入金に関しては、Bybitの方がオススメです。
口座開設がまだな方はコチラ参考にしてください。
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手順1バイビットにログインする
バイビットにログインして、トレードから「MATIC/USDT」を選択します。
現在のところMATICはUSDTでしか交換できません。ビットコインやイーサリアムをMATICに交換した場合は、BTC/USDT、ETH/USDTペアで、USDTを手に入れてから、MATICを購入することになります。
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手順2MATICを購入する
- 「買い」を選択する
- 「成行注文」を選ぶ
- 購入金額を入力する
- 「MATICを買う」をクリックする
トレードに慣れている人は、指値注文や条件付き注文からMATICを購入してください。
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STEP3取引を確認する
トレード画面下の取引履歴に、注文が表示さていたら、取引が成立しています。
STEP2:BybitからメタマスクへMaticを送金する
今回は簡潔に説明していくので、もっと詳しい送金の方法が知りたい人は『Bybit(バイビット)からメタマスクへ暗号資産を送金する方法【MATIC/ETH】』を参考にしてください。
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手順1Polygonネットワークをメタマスクに追加する
まず、メタマスクでネットワークの追加の画面を開きます。空欄に以下の値をコピー&ペーストして「保存」をクリックします。これでPolygon(MATIC)ネットワークが追加されます。
ネットワーク名 Polygon Mainnet 新規 RPC URL https://polygon-rpc.com/ チェーンID 137 通貨記号 MATIC ブロックエクスプローラーのURL https://polygonscan.com/ -
手順2メタマスクのアドレスをコピーする
Matic(Polygon)ネットワークが追加されているか確認し、ウォレットアドレスをコピーします。
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手順3宛先登録
現物アカウントの画面から「出金」を選択する。
出金画面から「ウォレットアドレスを追加する」をクリックする。
- コイン:MATIC
- チェーンタイプ:MATIC
- アドレス:先ほどコピーしたメタマスクのアドレス
- アドレス名:任意で、何でもOK
- 「確定」をクリックする
この後の二段階認証を終えると、メタマスクのアドレスが追加されます。
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手順4送金手続き
再び、出金画面に戻ります。
- チェーンタイプ:MATIC
- ウォレットアドレス:先ほど登録したMATICのアドレスを選択する
- 数量:送金金額を入力
- 「提出」をクリックする
最後に、認証コードを入力すると送金手続きが完了します。
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手順5入金確認
メタマスクのPolygonネットワークに送金額が反映されていたらOKです。
STEP3:MATICをETH(Polygon版イーサリアム)に交換する
メタマスクに送金したMATICをETH(マティック版イーサ)に交換していきます。今回はメタマスクでのスワップ(両替)します。
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手順1メタマスクを開く
まずはメタマスクのMatic(Polygon)ネットワークの画面を開きます。次に「スワップ」をクリックします。
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手順2暗号資産を選択する
スワップ元にMATICを選択する。
スワップ先にETHを選択します。
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手順3スワップする
交換する金額を入力して「スワップの確認」をクリックします。
ガス代(手数料)を確認して「スワップ」をクリックします。
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手順4入金を確認する
STEP4:【OpenSea】PolygonチェーンNFTを購入する
PolygonのNFTの買い方は、固定価格とオファー形式の2通りあります。それぞれ説明していきますね。
固定価格での買い方
いたってシンプルな購入方法です。固定価格で出品されているNFTには、出品画面に「Buy now」と表示されます。
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手順1購入するNFTの画面にアクセスする
NFTの出品画面にアクセスして「Buy now」をクリックする。
出品者情報を確認して、チェックをいれる。
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手順2支払いをする
購入金額を確認して「Confirm checkout」をクリックする。
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手順3購入したNFTの確認する
購入したNFTは、自分のプロフィールの「Collected」から確認できます。
オファー形式での買い方
オファー形式というのは、購入者がNFTの所有者にたいして、購入希望価格を提示しするということです。そのNFTの所有者がオファーを受け入れると、取引が成立します。
なので、リスティングされていないNFTにもオファーすることができます。また固定価格より、安い値段でオファーをしてみるなどの価格交渉の手段にもなります。
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STEP1オファーしたいNFTのページにアクセスする
「Make offer」をクリックする。
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手順2オファーの内容を決める
出品者に提示する金額、オファーの有効期限を入力して「Make offer」をクリックします。
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手順3サインする
「Sign」をクリックする。
最後に「署名」をクリックする。以上でオファーは完了です。
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手順4オファーの確認
オファーの履歴は、オファーしたNFTの画面から確認できます。
Matic(Polygon)ネットワークに入っているETHをそのまま取引所に送金すると、ゴックス(資金がなくなる)可能性があります。なので国内取引所に送金する場合は、ポリゴン版ETHを、イーサリアムネットワークのETHに交換してから送金する必要があります。ポリゴン版ETHをそのまま送金することがないよう、気をつけてください。
他チェーンのNFT購入方法まとめ