Bybitのレバレッジトークンを分かりやすく解説【トレードの利益を最大化する】

こんにちは、ゆるたけ（@yurutake_crypto）です。

この記事では、Bybit(バイビット）のレバレッジトークンについて、難しい言葉を使わずに、要点を分かりやすく解説します。

本記事の内容は大きく分けて2つあります。

上記の内容を詳しく解説します。

では始めます。

【Bybit】レバレッジトークンとは？

Bybitのレバレッジトークンは、証拠金や強制決済のリスクのない金融商品です。強制決済のリスクがなく、3倍のレバレッジで取引できます。

レバレッジ取引との違い

	レバレッジトークン	レバレッジ取引
証拠金	なし	あり
強制決済	なし	あり
取引市場	現物市場	デリバティブ市場
向いてる相場	一方向に強く動く相場	変動が激しい相場

レバレッジトークンは、一方向に動く相場で収益を最大化できる反面、上げ下げの激しい相場では収益率が低下します。

 

レバレッジトークンの向いている相場

上記のチャートのように一方向だけに動く相場では、Bybitのレバレッジトークンを利用すると、同じ3倍のレバレッジ取引より大きな利益がでます。

一方向に値上がりする相場で、3倍のロングポジションをとった時の収益率を比較します。

ロング	BTC/USDT 価格	レバレッジ取引 （3倍ロング）	レバレッジトークン （BTC3L）
1日目	＄40,000
2日目	＄44,444
3日目	＄49,381
4日目	$54,868	111.51%	117.28%

※Bybit 公式サイト参照

上記の相場では、レバレッジトークンを利用した方が、収益率が約6％も大きいです。

同じ相場でショートポジションをとった時の収益率を比較します。

ショート	BTC/USDT 価格	レバレッジ取引 （3倍ショート）	レバレッジトークン （BTC3S）
1日目	＄40,000
2日目	＄44,444
3日目	＄49,381
4日目	$54,868	−111.51%	−70.37%

※Bybit 公式サイト参照

上記の相場では、レバレッジ取引と比べ、レバレッジトークンを利用した場合は、損失を約40％抑えることができます。

レバレッジトークンを利用すると、市場がポジションと同じ方向に動いた場合、利益を最大化できます。市場がポジションとは逆の方向に動いた場合、損失を最小限に抑えるのに役立ちます。

 

レバレットークンの不向きな相場

上記のチャートのように、上がったり下がったりする相場には、レバレッジトークンは不向きです。

上げ下げの激しい相場で、3倍のロングポジションをとった時の収益率を比較します。

ロング	BTC/USDT 価格	レバレッジ取引 （3倍ロング）	レバレッジトークン （BTC3L）
1日目	＄40,000
2日目	＄44,444
3日目	＄40,000
4日目	＄35,556
5日目	＄40,000	0%	-8.33%

※Bybit 公式サイト参照

レバレッジ取引では5日目の収益が0％ですが、レバレッジトークンでは-8.33%の損失がでます。

同じ相場でショートポジションをとった時の収益率を比較します。

ショート	BTC/USDT 価格	レバレッジ取引 （3倍ショート）	レバレッジトークン （BTC3S）
1日目	＄40,000
2日目	＄44,444
3日目	＄40,000
4日目	＄35,556
5日目	＄40,000	0%	-13.33%

※Bybit 公式サイト参照

レバレッジトークンのショートポジションでは、-13.33%の損失がでます。

上記で説明したように、レバレッジトークンは、上下に動く値動きには不向きです。それを考慮すると、レバレッジトークンは短期投資に向いています。

 

【Bybit】レバレッジトークンの始め方

レバレッジトークンは、「現物取引」から利用できます。以下の2種類があります。

レバレッジトークンの注文方法は、成行と指値の2通りあります。普通の現物取引と同じように買えばOKです。

 

まとめ

この記事では、レバレッジトークンの特性を中心に基本的な情報をまとめました。最後にもう一度おさらいします。

レバレッジトークンは、上下の変動が激しい相場には弱いため、取引は短期でおこないましょう。レバレッジトークンのメリット/デメリットを理解したうえで、他の取引方法と使い分けることが大切です。

 

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