「ミニマリスト」と今世間で言われているのは、これは「シンプルですっきりとしたインテリアを好む人」という意味で使われているんですね?
私たち家族は、「おしゃれなほうのミニマリスト」ではなく、「たんにモノが少ない」ミニマリストです(汗)
夫と結婚してから家族ノマドを始め、色々なところに住んだり旅をするようになり・・・
必然的に、ミニマリストになりました。
ミニマリストっていうとカッコいい感じですが、単にモノが少ないだけです。
私たちが何を「持っていないのか」ということについて書いていきたいと思います。
海外家族ノマド=ミニマリストは必然
何度も引っ越しすると、特に海をまたぐ(国境を超える)引っ越しの場合、「このモノを持って歩く価値はあるのか?」「このモノを、高い料金を払って郵送する価値はあるのか?」という容赦ない決断を迫られます。
私(妻)はカナダに15年住んでいた間、ずいぶん荷物が増えてしまったのですが、後半のほうで4回引っ越しをして、泣く泣く荷物を処分する経験をしてきました。
バンクーバーを出たときなんて、長期旅行(カナダ横断+ヨーロッパ子連れ旅行)があったので、本当の本当に極限まで減らし、
日本へ船便で送った荷物・・・段ボール箱1個
持っていく荷物・・・カナダ横断の間はセダンタイプの車に入る分だけ、ヨーロッパからはさらに処分してスーツケース(中)×1、(小)×1、バックパック×1 のみに入る荷物+ベビーカーで移動をしました。
経験がある方はわかると思いますが、モノを処分するというのは本当に辛い作業です。もちろん、断捨離って気持ち良い!という効果もあるんですが、自分と向き合い、過去の失敗を悔やみ、リストを作ったり色々なロールプレイをして・・・ということになります。
私(妻)はもともと荷物が人並みにある方だったので(特に多かったわけではありませんが)、この作業は「気持ちいい」半分、「辛い」半分、といった感じでした。
あんまり繰り返したいと思いません。
というわけで、最初から荷物を少なく持っているのが一番、という結論に至りました。
ちなみに夫は最初からミニマリストで、モノを持っていないし買わないしで、すぐに引っ越ししたりできるし、フットワークがめっちゃ軽い状態です。
家族ノマドをやるなら、私(妻)もこれを見習っていかなくては、と思いました。(男と女の違いはもちろんあるので、私のほうが少し荷物は多くなりますけどね・・・)
ヨーロッパ旅行で最小限の荷物での生活を経験したことで、「こんなんでもやっていけるんだ」と実感したことも大きいです。
ミニマリストの最大のメリットは家事を減らせること
さらに、うちは夫婦そろってO型で「おおざっぱ、怠け者、家事が嫌い」でございます。
なので、荷物をたくさん持っていると管理しきれないんですよね。
またモノが少ない=家事を極限まで減らすことができるので、私たちに向いていると感じます。
「おしゃれなほう」のミニマリストさんたちを見ていると、ラベルを貼ったり収納を工夫したり、とにかくマメ~!
もちろん、そういったことで日々の家事が時短につながるというコンセプトは理解できるんですが、うちの場合、そんなレベルを超えて、とにかくそんないろんなことをやりたくない!シンプルに生きたい!という感じなのです。
そもそも、テプラとかマスキングテープや収納器具(ファイルボックスからフックに至るまで)はいくら百均などの安いものであったとしても、引っ越しのとき、持っていくか処分しないといけないですよね?
それが嫌!なのです。
百均で買ったものであろうが、小さいモノであろうが、うちでは一つのモノとしてカウント。
だって引っ越しのとき困るでしょう?
なので、このブログでおしゃれな生活というのを見せることはできませんが、うちと同じようなライフスタイルの方(ノマド、移動が多い方)には参考になるかもしれません。
「こんなんでもやっていけるんだな」
という感じでゆるく見ていただければ。
ミニマリスト家族が持たないもの・やらないもの
これがミニマリストだ!というポイントをまとめてみたいと思います。
- 服は一人3着(3通り)子どもは除く
- 傘は家族合計で折りたたみが1個のみ
- 紙の本や雑誌が無い
- テレビが無い、新聞取らない
- コレクションの趣味が無い
- ベッドが無い、家具が無い
- 年賀状は一切なし
- 外箱や包装紙、すぐ捨てる
- (夫婦間で)プレゼント交換をやらない
- お土産買わない
- ポイントカード断る、持たない
- 紙の手帳、ポーチ、ケース/カバー持たない
それぞれの項目について、詳しく書いてみたいと思います。
服は一人3着(3通り)子どもは除く
夫は、
- ジーンズ1本
- チノパン1本
- ちょっとフォーマルに見える紺のパンツ1本
を持っており、
- Tシャツ3枚
- セーター3枚
と組み合わせて夏も冬も同じ格好をしております。ベルトは1本のみ。スーツは職業柄、着ません(持ってない)。旅行のときも変わらずです。
私(妻)は、世界一周旅行のときは
- ワンピース1枚
- Tシャツ2枚+マキシスカート2枚
の3通り。
- カーディガンなどの上着は2枚
旅行の途中、お腹が大きくなってきたので、ヨーロッパに飛ぶタイミングで
- Tシャツ×2枚とマキシスカートを捨て
- マタニティワンピースを1枚加え、
ワンピース2通りで回していました。
なんでここまで最低限でいられるのか?
それは二人ともファッショニスタではないから(笑)
と言ってしまえばそれまでなんですが。
夫はともかく、私はふつうにおしゃれとか美容にはそこそこに気を使いたいタイプ。
でも、たっくさん服を持っていても、普段着る服ってすごく限られているんですよね・・・私だけかもしれませんが。
また、新たに服を買っても、すでに持っている服と同じようなものを買ってしまったり。
特に、私は気に入った服は色違いで買ってしまったりするので、毎日違う服を組み合わせて着ているつもりでも、夫からは「Kumiちゃんはいつも同じような服着てるよね」と言われる始末・・・。
たぶん、人の着ている服なんて、そんな程度の印象ですよね・・・
あとは、最近はやり(?)の、スティーブ・ジョブスのように「私服を制服化」するのにもちょっと憧れがありますし(でも、一通りだとあまりにつまらないのでやらないと思います)、
正直、色々な人を見てきて、「オシャレな人」「ファッションマニアの人」「服に色々かけている人」よりも、
「服はシンプルでも素材が良い人」
が一番、素敵に見えるなーというのを感じています。
素材というのは
- 体型
- 姿勢
- しぐさ
- 肌や髪や歯
- 清潔感
といった、ソフト面(?)ともいえるような点です。
大げさに言うと、
ポチャ体型の人が最先端のファッションでキメている
VS
モデル体型の人がTシャツ+ジーンズを着ている
という二人を比べた場合、人はどちらを素敵と思うのかな?ということです。
もちろん、おしゃれ好きな方にとっては、自分の幸せ感につながる、などの副次効果があると思うのですが、特段そうでもない人にとっては、服というのは「人にどういう印象を与えるか」がすべてだと思います。
なので、私はソフト面を重点的に気を配り、服は自分に似合うものを厳選して、3着くらいに絞っていくことを、これからも続けたいと思います。
ちなみに私は「服のリスト」を作り、服、下着からアクセサリーにいたるまで持ち物を把握しております。
またリストについては公開したいと思います。
ただし!娘については「一人3着」が適用できないんです・・・
理由は
- 服はお祝いなどでたくさんもらってしまう(ありがたいことではありますが・・・)
- 汚したりすることが多いし、寒い暑いも大人のように我慢させられないので、どれくらいの数が必要か、把握しにくい
ということがあります。
だから旅行中も今も、家族の中で娘が一番、衣装もち(笑)可愛い恰好をしております♡
傘は家族合計で折りたたみが1個のみ
夫は傘を使わない主義です・・・
けっこう激しい雨でも、上着のフードをかぶっておしまい。
雨でも大丈夫なように、上着は防水仕様のものを普段から着ています。
私(妻)は普通の文明人として傘は使用しますが、無印良品の地味な折りたたみ傘を1個のみ所有しております。
もちろん、旅行中も同じ。
娘はまだ長時間歩かないので、ベビーカーのレインカバーで対応しておりますが、もっと大きくなったら傘、レインコート、長靴などが必要でしょうから、これは期間限定ですね・・・。
紙の本や雑誌が無い
これに関しては、電子書籍さまさま、です。
私(妻)は活字中毒ともいえる、読書好きだと思います。
というか活字を追うことは生活の一部であり、趣味ともいえないくらい生活に溶け込んでいる。
当然、本も雑誌も漫画も大量に読むわけです。1日に平均して1冊は読みます。時には2~3冊ということも。
フルタイムで働いているわけではないので、必然的に読む量が多いというのもある。
(夫はどちらかというと本好きではありますが、妻ほどではありません。)
このように、本をたくさん読む家庭は、通常どうなるかというと、「本専用の部屋」があったり本棚がいくつもあって本があふれ出ていたり・・・
これは私の実家(全員、読書好き)がまさにそんな状態ですし、私も大量の本の処理にずっと困ってきたタイプなのでわかります。
でも今の時代は電子書籍があります!
私が使っているのはAmazonのKindle。
これ1個の中に私の所有するすべての本が収まっております(正確には、デバイス自体に収まる本の数は限られているので、クラウド上)。
導入したきっかけは、もちろん紙の本を減らすためだったわけですが、Kindleを実際に持ってみて、下記のような新たなメリットを感じております!
- 暗闇で読める(バックライト)寝る前、飛行機の中など・・・。明るさの調節も自由自在。
- 片手で読める(電車の中などはもちろんですが、家でも本を読みながら何かできたり)
- 辞書機能がついていて英語の本も読みやすい
- 文字を小さくしたり大きくしたりが自在
- ハイライトをつけたり、コピペしてどこかに保存したりなどが自在
- 気に入った本を何度も読み返す機会が増える(私は気に入らなかった本はデバイスから削除しているので、気に入った本だけがデバイス内にある状態。しかもKindleは持ち歩く機会が多いので、イメージとしては常にお気に入りの本が詰まった本棚から本が選べる感じ)
- 本をデバイス上で購入できる、またサジェスト機能があるので、私の場合はKindleを使うようになって、明らかに読書量が増えました。
今のところ、私が感じるデメリットは二つ
- 紙の本しか売られていないタイトルもある(日本に居る間は、図書館で借りたりしております)
- ページ間の移動がしにくいかも(例えば、最初のページが人物紹介や関係図だったりすると、紙の本ならしおりなどはさんでおけば一瞬で戻れるが、Kindleは2~3アクション必要)
こんな感じです。
しかしメリットがデメリットをはるかに上回るので、Kindleには惚れ込んでおり、感謝しております。
テレビが無い、新聞取らない
最近はテレビ離れの人が増えてきていますね。
私(妻)はここ20年ほどテレビは日常的に見ていないです。
時間貧乏というか、画面の前にじっと座って、他に何もしない、ということができないんですよね・・・。
同じ理由で映画とかもあまり好きではないです。
新聞については言わずもがな。
最近の若い人は、新聞を定期購読している人のほうが少ないかもですね。
情報管理を含む、目に見えないモノのシンプルライフについては、また別の記事に詳しく書きます。
CD、DVDが無い
これも、今の時代ではコレクションしている人のほうが珍しいかな?
説明するまでもなく、データがモノに取って代わっている時代。
利用しない手はありません。
所有せずに色々な音楽・映画などに触れられるストリーミングのサービスを、我が家も利用しています。
Amazon PrimeとかHuluとかですね。
コレクションの趣味が無い
これって大事ですよね・・・
もちろん、趣味って人生を豊かにするものなので、コレクションの趣味がある方とかオタクの人は、それはそれで素敵だな、うらやましいなと思います。
私たち夫婦は、たまたまハマって集めているものが無いので、ミニマリスト的な観点からすると、助かっています。
特に夫は、モノに執着がない、というか、モノを持つことに幸せを見出すということが無いタイプです。
おいしいものを食べる、とか、日常の小さなことに幸せを見出せるタイプなので、すごく良いなーとわが夫ながら思います。
ベッドが無い、家具が無い
今回、日本に帰国してきたわけですが、またどこかの国に移住する予定ですので、今のところ、一時滞在とも言えます。
なので、家具は最小限!!
今回、買った家具は、
- キッチンに置く小さな棚(炊飯器、電子レンジ、ポットを置いています)
- 産まれてくる次女のためのベビーベッド(他の記事で書きますが、ジーナ式を実践しているので、ベビーベッドは必須なのです)。
- 長女のためのローチェア
- こたつ
- 座椅子
こんなところです。
持ち物は備え付けのクローゼットや作り付けの棚(洗面所シンクの下や、キッチンの棚など)に入れています。
よく遊びに来た人に驚かれるのが、
ゴミ箱が無い
ってことです。
ゴミは、買い物のときにもらうレジ袋をシンクの下に置いておき、そこに入れて、ゴミの日にそのままくくって出しています(もちろん地域によって指定のゴミ袋がある場合があると思いますが、ウチはレジ袋でも大丈夫です)。
箱・・・っていらなくないですか?
特にうちは、ヨチヨチと歩き始めた娘が居るので、ゴミ箱を床置きしていると、中を点検されてぐちゃぐちゃになると思います(笑)
唯一、ちょっと困るのがお客さんが来たときですが、向こうから聞かれる前に「ゴミはここね」と言っています。
年賀状は一切なし
海外暮らしを長年していた利点(?)と言えるのが、年賀状をやらなくてすむということ。
正直、「年賀状をやめたい」って思っている人って実は多いと思うんですが、完全にやめるって難しいですよね~
私(妻)はカナダに15年住んでいたせいで、みんなに「あきらめられ」ました。カナダにもマメに送ってくれていた方も2~3人居たんですが、郵便料金もかかるので、申し訳ないので丁重にお断りしました。
「メールで良いよ~」と。
夫はカナダには3年ほどしか居ませんでしたが、もともと日本に居るときから年賀状を少なくしていき、無くすようにしていたようです。
夫と日本に戻ってきてから、お正月を1回迎えたのですが、二人とも、年賀状は一切なしでした。
外箱や包装紙はすぐ捨てる
私(妻)の実家を見ていて思うのですが、お菓子とかが入っていた箱や綺麗な包装紙とかリボンとかショップの紙袋などって、何となく取っておいている人、多いですよね。
でもね~正直、使わないんですよね~
紙袋は百歩譲って、使う頻度が少し高めと言えるかもしれませんが・・・
それでもすべてを取っておくほどの価値はないと思います。
紙袋とか包装紙って、必要になったら百均でも買えますしね・・・。
お菓子の箱の再利用って、ちょっと古い感じというか、貧乏くさいというか・・・すみません。
夫婦でプレゼント交換をやらない
誕生日、バレンタイン、クリスマス、記念日・・・
夫婦間でプレゼントをあげたりもらったり、という機会ってたくさんありますねー。
もちろん私もプレゼントをもらったら嬉しいのですが、実際、サプライズでもらってうれしいプレゼントってあんまり無くないですか?
女子同士(友達同士)なら、趣味の良いプレゼントって多いのですが、男性が考えて贈るプレゼントって、イマイチなことが多かったです。
なので、夫に出会う前から、男性には「品物を指定」することが多かったのですが、最近、指定するものが無くなってしまって・・・。
というのも、欲しいものはたいてい自分で買ってしまうし、改めて指定してまで買うようなモノ(服、バッグ、アクセサリーなど?)は上記の「服は3着」のところで書いたように自分の定番が決まってきているので、無い・・・。
夫はもともと物欲がまったくないので、付き合って最初のうち「誕生日欲しいものある?」と聞いたりすると「無い」と即答でした。当日になって本当にプレゼントが無くても何も言わないし、それが普通になって、プレゼント交換は私たち夫婦はやらなくなっています。
ある意味、超・合理的!でロマンチックな要素が皆無!と言えますね。
でも、私は誕生日は重視しておりまして、毎年「おいしいケーキと花束」を買ってきてください、と言っています。
ケーキと花束は消えモノなのでミニマリストにはぴったり。それでいておいしいケーキ、というのはちょっと考えさせる要素があるし、花束って、男性が持ち歩くのはちょっとハードル高いでしょ?=つまり、もらったらその努力が見えるのでうれしい。
という、「実行するのがちょっと面倒である、でも出来なくはない」というタスクを毎年1回だけ夫に課すようにしています。
また、友達間のプレゼントとしては、最低限の礼儀(○○祝い、お祝い返し、ご祝儀などなど)というギリギリの線をいっています。
誕生日プレゼントの交換は1人~2人かな。
夫婦二人ともまったくマメではないし、嫌な気分にさせたこともあるかも・・・とは思いますが、まぁそれで友達が去ることはないです。
お土産は買わない
旅行に出ることが多い我々ですが、旅先でお土産を買うことがまず無いです。
これもけっこう、「実は止めたいと思っている」人が多いと思うんですけどね~。
カナダに住んでいたころ、日本の友だちが有給休暇を取って、遊びに来てくれる機会も多かったのですが。
貴重な5日間くらい(それ以下の場合も多かった)の滞在で、まる1日お土産を買うことに費やすような人も多く。
すごい時間がもったいないな~
というのが正直な感想です。
私自身も、日本へ一時帰国するたびに、友達に大量にお土産を買っていっていましたが、毎回「何を買えばよいか?」と頭を悩ませていましたし、もちろん物理的にスーツケースを占領しますし、一時帰国で実家に滞在しているときにお土産を広げて、「足りない」とか頭を抱えたり、「この人にはこれ」とか考えるのもけっこう大変。
そのわりには、お土産って、別に誰も喜ばないと思いません?
いやもちろん、もらったら嬉しいですけど、別に無くても良いっていうか・・・。
消えモノ(お菓子など)だったとしても、やはり負担はあるわけですが、後に残るモノ(雑貨など)だと、あげる側ももらう側も負担が半端ない。
というわけで、私たちは誰にもお土産をあげないようになりました。
これからもするつもりはありません。
自分からあげないことで、向こうからもお返し的にもらわないようになりますし、「そういう主義なのね」と分かってもらえるので、暗黙的に「私たちにはお土産いらないからね」というメッセージが伝わりやすいと思います。
ちなみに、旅行の話も、聞かれない限りはあんまりしません。
旅行の話って、(話し方がうまい人を除き)特に面白い話でもないと思いますので。
なので聞かれたら面白かったり珍しいエピソードに的を絞って1~2個くらい話します。
写真も、「見せて」と頼まれたら、面白いものに絞って1~2枚。
そのくらいで十分かと思うので。
ちなみに、子どもの話も同じくらいかもしれません。
ポイントカードは断る、持たない
基本的に店が勧めてくる=店に利益がある
ということです。
わかりやすい利益としては、ロイヤリティ(他ではなくその店を選ぶ)ということですが、実際に、百円単位で節約している人などはそういったポイントもお得に活用しているのでしょう。
でも、ミニマリストとしては(?)そういった節約より上回るデメリットがあると思います。
それは、
物理的にも精神的にも、自分のキャパの何%かを占領される
っていうことです。
物理的には、言うまでもないでしょう。ポイントカードを勧められるがままにポンポンと作っていると、財布がパンパンになってしまい、みっともないです。
しかし精神的なダメージも侮れません。「○○を買いたい」と思ったときに、すぐそこにあるコンビニやドラッグストアに行き、それを買う必要があったことを忘れてしまうことができるのか、それとも自分がポイントカードを持っている店を選ぶために、To doリストが少し持ち越しにされてしまうのか。
もともとミニマリストは、「頭の中のごちゃごちゃ」もすっきりさせたいがために物理的に持つ量を減らしていると思うので、小さなポイントカードですが、積もり積もってくると脳の大きな負担になってきます。
この負担と、何百円かの節約とは、とてもバランスがとれるものではないなというのが私の意見です。
でも楽天のポイントやANAのマイレージは使ってますよ!色々調べた結果、何千円、何万円といった単位で、ものすごいお得なので・・・。
紙の手帳、ポーチ、ケース/カバー持たない
これはカナダでの生活の影響が大きいかも。
だって私も日本でOLをやっていたころは、ポーチとか好きだったんです。
日本人の女の子は、好きな子、多いですよね・・・。
手帳にこまめに書き込んだり、色ペンを使ったり、イラスト書いたり、シール貼ったり・・・
小さなモノとかにもポーチを使って、鞄の中をこまごまと整理したり・・・
全てのモノに対してケース/カバーがあるのではないか?!と思うくらい、ケース収納やカバーも盛んです。化粧ポーチ、ペンケース、スマホケース、印鑑ケース、ブックカバー、Kindleカバー、水筒カバーなど。
子どもを持つようになってさらに、母子手帳ケース、哺乳瓶ケース、おむつポーチ(これは使ってます)、お菓子入れ、・・・と書きだしたらキリがないくらい、エンドレスな「ケース/カバー」に驚愕。
私が使っているのは、スマホケース、おむつポーチくらいです。
母子手帳とか、市役所にもらったそのままの形で鞄にポイと入れています。
透明カバーがもともとついているので、助成券などは無理やりそれに挟んでいます。
旅行のときの小物はジップロック。ジップロックは中身も見えるし、汚れても捨てられるし便利ですよ~
スマホはiPhoneなのですが、私はiPhoneはそのままの形がデザインの完成形(究極の形)だと思っているので、ケースは本当はつけたくないんです。
実際に、前のモデルまではまったくケース無しで通していたんですが、子どもが生まれて、娘に思い切り投げられて画面が破壊しまして・・・。
日本に帰ってきて買ったiPhone Xには、ケース買いました(汗)あーあ。
手帳に関しては、そもそも予定がほとんどないので、誰かと会う予定などは頭で覚えているのと、
その他メモしたいことのこまごまに関しては、iPhoneのメモ機能やMicrosoft OfficeのOneNoteなどを使っています。
こういったデジタルでのメモ機能のメリットは、
- 同期できるのでどのデバイスでもすぐに見られる
- もちろん、(スマホの場合)紙の手帳やノートよりも小さい
- 必要に応じてコピペができる
といったものがあり、これらのメリットはかなり大きいと思うので、紙には戻れません。
続きについては、「その2」に書きますねー!!