冷蔵庫のポケットに入っている大量の調味料を見て見ぬふりしていませんか?
はっきり言って、どの家庭も調味料を持ちすぎですよ。
オシャレな料理、エスニック料理などにチャレンジするたびに調味料は増えていきます。
そして1度作ったら満足して、長い間その料理を作ることもありません。
もったいないからと言って、使わない調味料を何年も冷蔵庫に眠らせていることもあります。
冷蔵庫に使っていない調味料があふれかえると、何があるのか把握できません。
そしてチューブワサビなどの小さいものは埋もれてしまい、ダブって買ってしまいます。
調味料は最低4つあれば暮らしていけます。足りない場合は、本当に必要な調味料を1つずつ増やしていくことをオススメします。
調味料を減らすことは冷蔵庫が綺麗になるだけでなく、健康・経済面でもメリットがあります。
我が家の調味料事情をふまえて、詳しく解説していきます。
ミニマリスト家族の調味料は4つだけ
先日、ぼくたち家族は京都に引っ越してきました。
住み始めて約2ヶ月経ちましたが、購入した調味料は。
塩、しょうゆ、オリーブオイル、焼肉のタレ
の4種類だけです。
調味料が4つだけでも、料理を楽しむことができます。
我が家の基本的な食事
- 朝ごはん:納豆•めかぶ•しらすを混ぜたご飯、味噌汁
- 昼ごはん:大人は外食、子供は給食
- 夜ごはん:焼肉or焼き魚or刺身、山盛りサラダ、白ごはん
朝ごはん
朝ごはんの納豆・めかぶにはタレがついていて、味噌汁は小分けパックを使っています。
基本的に朝は毎日同じものを食べています。
朝食で調味料を使うことはありません。
夜ごはん
夜ごはんは、肉や魚を焼く、もしくは刺身を買っています。またサラダは必ず食べています。
塩焼きで十分おいしい
基本的に肉・魚は塩焼きです。子供がいるので胡椒も使いません。
味付けで料理に幅をもたせるのではなく、牛・豚・鶏・魚などの食材を使いわけて、料理のバリエーションを増やしています。
塩焼きで十分美味しいです。
味を変えたい時は焼肉のタレを使います。
またさっぱり味にしたい時はレモンや柚子を絞る。スパイシーにしたければキムチと炒める。
という、飽きない工夫をしています。
料理が上達しない人へ!テクいらずで絶品料理を作るコツ!
刺身は最強の料理
週に2-3回は刺身を食べています。刺身は最強の料理です。
手間もかからず、美味しいおかずになります。
小分けの醤油・わさびもついてくるので、調味料を買う必要はありません。
「刺身は高い」という人がいますが、料理の手間がなく、調味料代もかかりません。
料理が嫌いな人は、刺身を積極的に買うべきです。
サラダは塩とオリーブオイルで味付け
サラダはボールに3種類ぐらいの野菜をストックしておき、毎日食べています。
味付けはオリーブオイルと塩だけ。これだけで美味しいです。
ドレッシングは味が濃く、健康にもよくないので、毎日食べるものではありません。
サラダを豪華にしたい時は生ハムやパルメザンチーズをトッピングしています。
煮物やお浸しで野菜を摂取している人もいますが、砂糖や塩が多く入っているので、生野菜を食べる方が健康的です。
揚げ物は外食
揚げ物は惣菜や外食に頼っています。外に食べにいったら揚げ物ばかりなので、わざわざ家で作る必要はありません。
多くの調味料を使う料理は作らない
数多くの調味料を使うということは、それだけ料理の手間がかかることにもなりますし、調味料代もかかります。
例えば本格的な麻婆豆腐を家で作ると
甜麺醤、豆板醤、豆豉醤、鶏がらスープの素、塩、サラダ油、酒、しょうゆ、胡椒、花椒粉
が必要です。
麻婆豆腐は食べに行っても安いので、これだけの調味料を買い、手間をかけて作ることはコスパが超悪いです。
また中華系の調味料を他の料理に使わなければ、冷蔵庫で眠ることになるので、高くつきます。
ある日の夜ご飯①
カツオのタタキ、豚トロ/キャベツ/もやし炒め(味付けは塩と少量の醤油)
ある日の夜ご飯②
骨つき肉(塩)、サラダ(オリーブオイル、パルメザンチーズ、塩)
調味料の断捨離術
我が家は少しやり過ぎですが、使っていない調味料を減らす必要のある家庭は多いはずです。
捨てることは冷蔵庫や棚がスッキリするうえに、気持ちもスッキリします。
調味料を減らすための3つの方法を説明します。
調味料を減らす3つの方法
1、一ヶ月以上使っていない調味料は捨てる
レシピを見ると、ナツメグ・ローリエ・バルサミコなどと書かれており、あまり作らない料理のために調味料を揃えると、残ったものが冷蔵庫の中で眠ることになります。
「いつか使うから」と残しておいても、次に使う時はいつになるか分かりません。
目安として1ヶ月以上使わない調味料は捨てましょう。
1ヶ月以内にその調味料を使う料理を作らないということは、好きではないということです。
2、和食以外の調味料はなるべく捨てる
基本的に日本人は和食が好きです。
和食で使う調味料はしょうゆ、みりん、酒、砂糖、塩、出汁の素、味噌ぐらいです。
これだけあれば数多くの料理を作ることができます。
これに加えて、ケチャップ、とんかつソースなどのよく使うものだけを買っておけば、困ることはありません。
3、新たに買わないで外食する
使い慣れていない調味料を買って、ご飯を作ることはコスパが悪すぎます。
慣れていない調味料を使うことで、失敗するリスクも上がります。また使い切ることも難しいです。
自分の料理の幅を広げるために使うなら分かりますが、無理に挑戦するより、外食するほうが美味しい料理を食べられます。
捨てるべき調味料
一般家庭にある、捨てても困らない調味料を紹介していきます。
サラダ油
テフロンのフライパンがある家では、油は必要ありません。
肉を焼くと脂がでてくるので、その脂で野菜を炒めれば、サラダ油で炒めるよりも美味しくなり余分な油もカットできます。
魚の皮目をパリっと焼きたい時はオリーブオイルを使いましょう。サラダ油よりオリーブオイルは高いですが、少量なら許せる範囲です。
チューブワサビ
わさびを使う食べ物は基本的に寿司・刺身です。
それらを買う時には小分けパックのわさびが横に置かれてます。わざわざストックする必要はありません。
ドレッシング
ドレッシングをエクストラバージンオリーブオイルに変えることを検討してみましょう。
僕も大人になるまでオリーブオイルに馴染みがなかったのですが、今では毎日サラダにかけています。
シンプルなので毎日食べても飽きない美味しさです。また健康的です。
とんかつソース類
とんかつソース、ウスターソース、たこ焼きソース、お好み焼きソース、どろソース
など、同じような種類のソースが多すぎます。厳密に言えば違うのですが、1つだけあれば代用できます。
自分の好みのソースを選びましょう。
調味料を減らす効果
調味料を減らすメリットは
- お財布に優しい
- 効率的に料理できる
- 健康的な食事
- スペースができる
管理が楽になり、どの調味料があるのかを把握できます。
なのでダブって買うこともなく、味付けの時に調味料をバタバタと探すこともなくなります。
意外にも調味料には多くの添加物が入っており、多用することはあまり健康的ではありません。
普通に暮らしていると外食やコンビニで添加物を摂取することが多いので、家では調味料を控えめにし、シンプルな料理を食べることがオススメです。
食のメリハリがつき、健康的な食生活に繋がります。
まとめ
我が家が使用している調味料は4つだけですが、ここまでストイックに断捨離する必要はありません。
自分にあわせて、調味料の整理していけばいいのです。
1つの目安として10種類ぐらいまで絞れると、管理しやすくなり、キッチンや冷蔵庫のスペースも確保できるはずです。
捨てることはもったいないという人がいますが、使わない調味料を置いておくことで、ストレスを感じることもあります。
少しの量しか使っていない調味料を見て
- 「もったいないから、何か料理に使えないかな?」
- 「ほぼ使わなかった。買うべきではなかった」
- 「あまり美味しくなかったけど、ほとんど使っていないから捨てられない」
など。
置いておくことで、見るたびに後悔したり、悩んだりします。
いったん捨てると、思い出すこともなくなり、心がスッキリします。
あることで良いこともありますが、無いことでも良いこともありますよ。