ぼくは子供にテレビ・Netflix・Youtubeを見せることには賛成です。何も悪影響はないと考えています。
しかしテレビやYoutubeなどのコンテンツは面白いものが多く、純粋な子供達は魅了され、画面から離れなくなります。
見せるのには賛成ですが、子供がテレビやYoutubeを見ることによって生活リズムを乱すことには反対です。
なので、自分でスクリーンタイムのコントロールができるようになるまでは、親が管理すべきと考えています。
以下でテレビ・スマホの子供への影響、親が管理するための方法を詳しく解説します。
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見せないは無理!
子供にテレビなどのスクリーンを見せないことは時代遅れであり、根拠のない制限をすべきではないでしょう。
「なぜテレビを見せてはいけないのですか?」という問いに明確に答えを出せる人は少ないではずです。
親からテレビやゲームを禁止されていたという理由で「テレビ=悪いもの」と認識し、自分が親になってからも子供に同じような教育をしているケースもあります。
これからの時代は何をするにもスマホやタブレットを使うので、画面を見る行為を制限することは時代遅れの子供を作ることにも繋がります。
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アナログ時代とデジタル時代
現在ぼくは31才で、父や母は60歳に近い年齢になっています。ぼくたち世代が受けてきた教育はアナログ世代の教育です。
- テレビやゲームはダメ
- 健全に外で遊ぶのが好ましい
- 勉強することが偉い
などなど。こういった古い教育や子育てをすることは、今の世代で食い止めましょう。
今からの世の中はもっとテクノロジーが発展していくため、そういった古い常識で子育てをすることで子供の可能性を潰すことになります。
最近読んだ本でこんなことが書かれていました。
「インドのスラム街の子供たちにインターネットの繋がったデバイスを渡し、自由に使わせる実験をした。たちまちデバイスの使い方を学習し、ウェブサーフィンをし、基本的な読み書きの能力を身につけた。」
日本では一般的に子供に良い影響がないと考えられているIpadなどのタブレットを一日中見ることで、学校に行かなくても様々な知識を身につけることができます。
当たり前のことなのですが、学校の先生よりGoogleのほうが情報が多く、あらゆる疑問に答えてくれます。
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良いコンテンツが豊富
昔は子供に見せるテレビ番組の種類が少なく、みんなが同じものを見ていました。なのでテレビ・メディアの影響を強く受けてきました。
テレビは大企業のスポンサーがついており、スポンサーの意向にそった番組を制作します。そうなると国・大企業にとって都合の良いように視聴者は洗脳されます。
ぼくは子供が地上波のテレビばかり見ることには、あまり賛成できません。ですがNetflix、Amazonプライム、Youtubeなどを自分で選んで見ることには賛成です。
3才と2才の娘はネットフリックスでギャビーのドールハウスという番組にハマっています。
ギャビーは浅黒い肌の天然パーマの女の子が主人公で、3Dの姿に変身して、ドールハウスで遊ぶというストーリーです。
僕が小さい頃は、浅黒い肌の主人公はいませんでした。海外で製作されたコンテンツを見ることで、他の国の文化にふれることができ、「外人は怖い」みたいな偏見は生まれないでしょう。
こういった日本以外の映像コンテンツを見ることで、グローバルな視点で物事を考えられるようになります。
良い影響も多いので「ネットフリックス禁止、Youtube禁止」などの過度な制限はやめるべきです。
生活リズムは重要
【親の義務】
休校中に生活リズムが崩れる学生が多くいると思う^ ^夜中までスマホを扱ったり、昼まで寝ていたりなど。
だけど、今それを律することができるのは親だけ^ ^なので、親が心を鬼にしてスマホを取り上げるなりしない限り、子供はそこから脱却できない。それを子供の自己責任にするのは違う。— Ace受験アカデミーonline部隊 (@Aceonline6) May 10, 2020
いくらスマホやテレビを見せても悪影響はないと言っても、生活リズムが崩れるなら子供のスクリーンタイムを制限する必要があります。
子供は熱中しやすく、画面からガンとして動きません。また歯止めがきかず、自分で視聴時間をコントロールできません。
自分で睡眠などの生活リズムを調整できるまでは、親がスクリーンタイムを管理すべきです。
キチンとした生活リズムは自律神経にとって良い効果をもたらします。
自律神経は呼吸・血液循環・体温調節・消化・排泄・生殖・免疫などの機能を無意識に調整しており、乱れることによって体に悪影響を及ぼします。
健康で丈夫な子供を育てるためには生活リズムを整えて、適度に運動することは欠かせません。
生活リズムを子供自身でコントロールすることは難しいので、親が導いてあげることが重要です。
スクリーンタイムを管理する方法
スクリーンタイムを管理する上で重要なことは、親がデバイス・テレビを管理するということです。
先ほども言いましたが小さい子供は歯止めが効かず、自分で管理できません。
以下で親がどのように管理すべきかを詳しく解説します。
アクセスを制限する
テレビ・デバイスは親の持ち物
テレビやタブレットなどのデバイスは親の持ち物であって、子供専用のものを与えてはいけません。また親の承諾なしに、子供がかってに電源を入れることも禁止しましょう。
置く場所を決める
デバイスやリモコンを置き場所を決め、親が管理することで、子供のアクセスを制限できます。親が置いている場所を把握していなければ子供は隠れて見る可能性もあります。
ルーティーンを決める
テレビは1日1時間、スマホは1日30分などと時間で制限するのではなく、テレビを見るのは、帰ってからご飯までというように、1日のルーティーンに組み入れるほうが効果的です。
いつでも子供がアクセスできるのではなく、子供が画面を見ても良い時間帯を決めましょう。
わが子の平日のスクリーンタイムは
- 朝ごはんを食べ終えてから保育園に行くまでの間
- 保育園から帰ってきて夜ご飯までの間
の1日2回です。
また車やベビーカーに乗っている時もスマホやタブレットで動画を見ることを許可しています。
ぼくが小さい頃は、車の中でひたすら看板や月を眺めていて暇だったので、移動中は動画OKにしています。
休日のスクリーンタイムは、わりと自由で、朝ごはんを終えてから夜ご飯を食べるまでの家にいる間は、いつでも自由に見ていいことにしています。
しかし体を動かすことも重要なので、雨の日以外は1日1回は外に連れ出すようにしています。
ファミリータイムを作る
家族1人1人で違う画面を見ることは、家族関係にとって良くありません。
昔は1つの画面を家族で共有したことで、見たいものを見られない、といったデメリッがあった反面、リビングに家族が集まることも多かったです。
今は1人1つ画面がある時代です。ただでさえ核家族の家庭が多いのに、さらに家の中でバラけてしまっては家族の絆が弱まります。
テレビや映画を一緒に見る、みんなでソファでだらだら話すなど、家族で一つのことをする時間を作りましょう。
親と一緒に画面をみることで、子供のテレビの時間を管理できます。
最後に
「うちの子供が動画ばかりを見ていて、外で遊ぼうとしない」などと画面から離れないことを子供のせいにすべきではないです。
外で遊ばない理由は単純で、外で遊ぶよりも画面を見ている方が楽しいからです。
動画以外の違うものに興味を持って欲しいなら、親が子供にいろんな場所に連れていき、さまざまな経験をさせましょう。
子供はアニメやゲームより魅力を感じるものがあれば、自然と画面から離れていきます。
親が何をしても、ゲームやアニメを見続ける場合には無理に制限する必要はありません。
子供が心から楽しんでいるものを取り上げるのはかわいそうです。今はゲームでも稼げる時代になっていますしね。
これからは個人が稼げる時代に突入します。そうなると会社で勤勉に働くような真面目な人より、個性的で面白みのある人のほうが稼げるようになります。
子供には生活リズムが乱れない程度に自由にさせ、個性を大切にした子育て・教育をしていきましょう。
最後に我が家の子育てにヒントをくれた本のリンクを貼っておきます。