仮想通貨取引の魅力と注意喚起を伝えれば、という思いで書いていきます。
新車1台分がパア
2021年の4月半ばまでは、仮想通貨はお祭り騒ぎでした。
コインベースというアメリカの仮想通貨取引所がナスダックに上場するという、ビックイベントもあり、どのコインも買えば儲かる状態。
そのとき1ビットコインは700万円を超えて、過去最高に。
多くの人はクリプト(仮想通貨)の未来を信じ、浮かれていました。
しかし1ヶ月後の昨日までに、高値から50%以上下落し、一時320万円になるという、恐ろしい暴落が起こりました。
これまでもビットコインは暴落と暴騰を繰り返してきたので、暴落しても30%が限度と思っていた自分の愚かさを知ることに。
ぼくも多額のお金をビットコインを投資していたので、かなりのダメージ。
実は1ビットコインが700万円→320万円に下がる途中の630万円ぐらいの時に、保有額の半分を売ろうか、本気で迷っていました。
「こんなとこで売ったらカッコ悪い」と思ったので、そのままホールドすることに。
結果は最悪。もう泣きそうになりましたよ。
「高値で持っている全てのコインを売っていたら、高めの新車が買えたのに」
と何の役にも立たない、ことばかり考えてしまいました。
そんなに上手くいきませんよね。
ビットコインは全て売りました
結局、男気ホールドをしていたのにも関わらず、ビットコインは全て売りました。
だいたい1ビットコインが385万円ぐらいの時に。
ぼくは妻と相談していて、1ビットコインが400万円を下回ったら、売ろうと事前に決めていました。
そこで売れば、利益が確保できるラインでした。
いくら男気ホールドといっても、赤字状態でホールドすることは精神的に無理だと感じていました。
400万円をきった時は、もうパニックでしたよ。たった5分程度で320万円まで一気に下がりましたから。
2台のパソコン、2台のスマホをフル活用して、3つの取引上にある全てのビットコインを売却しました。
慣れている投資家なら、多分冷静になって価格が落ち着いたところで売れるのでしょうが、ぼくみたいな初心者には無理でした。
ぼくのパニックぶりを横で見ている妻はいたって冷静でしたね。
「ちょっと落ち着いたら。ちょっと待ってもいいと思うよ」なんて、のんきに言っていましたよ。
でも妻がいたことで、少し値が戻ったところで売れたので、ホントに助かりました。
妻はお金にたいして執着がないので、眠たそうに狼狽しているぼくを眺めていました。
でも仮想通貨やめません
ジェットコースターのような相場に振り回されながらも、ぼくはビットコインをまた絶対に買います。
だって、このまま下がり続けてくれたら、ビットコイン保有量を増やすチャンスになります。
しかも最終的にデジタル通貨は世の中に広く浸透すると信じているからです。
実際にアメリカ・日本をはじめ、世界各国で自国のデジタル通貨を開発していますし、使われ始めている国もあります。
ビットコインは全て売りましたが、他にも10種類ぐらいのコインは売らずに持っています。
まだまだ短期的にはビットコインは下がるかもしれないので、逆に買い増すチャンスと前向きに捉えて、その時を待つつもりです。
最後に
ぼくは友達や家族には仮想通貨に手を出すのはオススメしていません。
だって怨まれたくないですもん。
ぼくは長期的に上がると信じているのですが、そんな保証なんてどこにもないですからね。
ですが、こんな歴史的な通貨の転換点を味わいたい人は、自己責任を理解した上でやってみるのも面白いでしょう。
しかも今の暴落相場は、仮想通貨をはじめたい人には最大のチャンスと言ってもいいでしょう。
ぼくは昨年の11月の1ビットコインが170万円のまだ安い時に買い始めたので、この暴落でも損することはありませんでした。
仮想通貨を始めたいと思っている人は、以下の記事を参考にしてみてください。