・料理をしたくないけど、仕方なくしている
・料理にかける時間を減らしたい
・料理にストレスを感じている
家族のために料理をイヤイヤこなしていませんか?
また家で料理を作らなければ、外食やお惣菜が増えて、健康に悪い食生活になるという不安がありますよね。
ですが、料理をやりたくなければ、料理にかける時間を減らすことを目指すべきです。
きちんとした料理を作らなくても、栄養のあるご飯を食べることは可能です。
ボクは10年の料理人歴があり、現在は妻と2人の娘のために、毎日3食ご飯を用意しています。
料理にかける時間を最小限にすることを意識し、ストレスを減らしています。
ちゃんとした料理を作らなくても、家族みんな健康的に暮らしています。
以下で、きちんとした料理をしなくてもいい理由と、具体的な解決策を説明します。
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料理はキチンとしなくてもいい
「きちんとした料理を作るな」と言われても、健康や栄養のことを考えると、なかなか手抜きできない人もいるでしょう。
ですが料理嫌いな人が、時間をかけて頑張って調理することに価値があるとは到底思えません。
料理を作るのが嫌いな人は
- 調理時間がかかる
- ストレスがたまる
- 美味しく作れない
という悩みをもっていますよね。
料理が好きであれば、調理技術も上達し、時間も短縮されていきます。
しかし嫌いは人はいっこうに上達せず、ストレスを抱えたまま、作り続けることになります。
母親が家庭料理をこれほど頑張っている国は日本ぐらいで、欧米諸国では共働きの場合、一般的に料理をしない家庭が多いです。
なぜなら料理をするメリットがあまりにも少なすぎるからです。
料理をするメリットはある?
はっきり言って、料理をするメリットはあまりないでしょう。
料理は趣味なんですよね。
料理を作りたくないにも関わらず、時間をかけて調理することはやめるべきです。
以下で、その理由を話します。
家庭料理が健康的とは限らない
家で作る料理は外食に比べて、健康的というイメージがあります。
はたして本当でしょうか?
たしかに材料にこだわって、栄養を意識すると、健康的な料理をつくることができます。
しかし家庭料理といっても、レトルトの合わせ調味料などを使って野菜や肉を炒めている場合は、レトルト食品や冷凍食品と栄養面で変わらないこともあります。
またお弁当に関しても、卵焼きだけは焼いて、後はチンで済ますことがありますよね。
わざわざ手作り弁当を作っても、中身はコンビニ弁当とあまり変わりません。
それなら、わざわざ朝早く起きて卵焼きを焼いたり、お弁当の容器を洗う手間をかけない方がいいのではないかと思います。
健康にこだわって料理をすることは、時間とお金がかかります。
健康的そうな、見せかけだけの家庭料理に、貴重な時間とお金を使うことは、あまりいい選択ではありません。
家庭料理は経済的とは限らない
家庭料理が必ずしも経済的とは限らないです。
食べ盛りの子供が3・4人いる家庭なら、料理を作ることは経済的だと思います。
しかし量をあまり必要としない家庭では、自炊をしても節約できるお金はわずかでしょう。
一見すると、自炊は外食・お惣菜に比べると安くすむと思われていますが、肉や魚に加えて、調味料や小麦粉などの材料費もかかります。
そうした調味料などのチマチマした買い物をすると、スーパーの買い物が高くつくこともあります。
家で料理を作ることが、必ずしも節約になるとは限りません。
また食材ロスという問題もあります。
家の冷蔵庫・冷凍庫に、長い間つかっていない調味料や腐りかけの食材はありませんか?
食材・調味料は、効率よくまわしていなければ、余って廃棄することになります。
ボクは元料理人ですが、家庭で多くの種類の調味料を使い切るのは至難の技と感じています。
賞味期限が切れて、よく食材を捨てている人は、それらに支払ったお金を捨てているようなものです。
家庭でつくっても美味しくないときがある
せっかく時間をかけて作った料理で、美味しくなかった時には、「私の努力はなんだったの?」と感じるはずです。
ボクの妻も、それがイヤで料理をやめました。
時間をかけて、美味しくない料理を作ることに虚しさを感じたみたいです。
また食材がコゲて、失敗してしまうと、作りなおす場合もあるかもしれません。
そうなると、かなりコスパが悪いですよね。
外食やお惣菜などは、味のブレが少ないですし、各自で食べたいものを色々と選べます。
結果的に、家で作るより満足度が高いこともあります。
料理のストレスを減らす方法
料理が苦痛な人は「どうやれば早く作れるのか?」を考えるのではなく、「どうやれば料理をしなくてよいのか?」を考えましょう。
具体的にどうすれば料理のストレスを減らせるのかを話していきますね。
家庭料理は趣味と考える
家族がいる人は、家で料理を作ることは当たり前と思っていますよね。
昔は、今ほどお惣菜・レトルト・冷凍食品などが充実していなかったので、料理を作ることは理にかなっていました。
ですが今は料理をしなくても充実した食事をとることができます。
家族のために料理をしている多くの人が「今日はしんどいし、時間がないから、外食で済まそう」なんて考えます。
冷凍食品・お惣菜・外食は、しんどい時のための手段になっています。
しかし考え方を変えて「いつもは作らないけど、今日は時間があるから料理をしよう」ぐらいのスタンスになることが大切です。
基本的に、毎日きちんと料理を作らないようにして、料理をするのはしたい時だけにすれば、ストレスは軽減するでしょう。
何度も言いますが、料理は趣味と捉えましょう。
調理時間を最小限にする方法
実際に、ボクが調理時間を極力減らしている方法を紹介していきますね。
のっけるだけ・焼きもの料理を多めに
ボクは調理時間をいかに減らすかを意識して、スーパーで食材を選んでいます。
なので下処理が必要な食材・調理に悩む食材は、ほぼ選びません。
だいたい家で作るのは、肉・魚を塩や焼肉のタレで焼いただけのものや、刺身やシラスなどのご飯にのっけるだけの簡単な料理です。
料理のレパートリーが少ないと、すぐに飽きるじゃないかと思う人も多いでしょう。
ですが肉・魚の種類・部位を変えることで、飽きずに食べることができています。
最近だと、2週間に1度ぐらいのペースで、ラム肉を焼肉のタレで焼いて食べています。
4才と2才の娘も、やわらかいラム肉が好きで、すすんで食べていますね。
焼くだけ・のっけるだけのシンプルな料理は、調理時間を短縮できる他に、献立を決める時間やレシピを確認する時間も減らすことができます。
野菜はサラダで摂取
栄養・健康のことを考えて、野菜をとることは大切なので、大きなボールにレタスやキャベツなどを入れたサラダをストックしています。
毎日欠かさずサラダを食べるようにしているので、野菜不足にはなっていません。
生野菜は調理理の必要がないので、本当に楽です。
また生野菜には、豊富なビタミン・食物繊維をそのまま体内にとり入れられるメリットがあります。
週に2回程度、サラダを仕込むことになりますが、一度にまとめて作ることで手間を最小限にしています。
野菜をカットするのもしんどい時は、スーパーで千切りキャベツなどを買っています。
煮物・揚げ物はしない
煮物・揚げ物は作らないようにしています。
煮魚・おでんなどは調理に時間がかかりますし、子供にも人気のない料理なので作りません。
ボクが子供の時も、夜ご飯が煮魚だった時はテンションが下がっていました。
わが家では、揚げ物が食べたい時は、お惣菜を買うことにしています。
お惣菜、外食でのメニューは揚げ物ばかりなので、わざわざ家で作る必要はないと思っています。
また家で油を使うと、片付けが大変になることも、揚げ物をしない理由です。
味噌汁を鍋で作らない
味噌汁を鍋で作らないことで、調理作業が一つ減ります。
鍋で味噌汁を作ると時間がかかりますし、洗い物が増えます。また煮立てることで味噌の香りもとびます。
わが家では、お椀に味噌と具材を入れて、電子ケトルで沸かしたお湯を入れて方法で、味噌汁を作っています。
手間もかからず、美味しい味噌汁が作れます。
また具材はわかめ・麩・切り干し大根などの乾燥タイプの食材を入れることで、具材を準備する手間も省いています。
手間のかかる料理は、お惣菜・外食
「作るのイヤだけど、食べたい」と思ったものは、全てお惣菜・レトルト・外食にたよっています。
- 餃子は餃子の王将
- 中華は大阪王将
- 唐揚げはお惣菜
- カレーはレトルト
- ハンバーグはびっくりドンキー
みたいな感じで、決めています。
あまり共感はできないでしょうけど、手間のかかる料理・自分で作るよりも美味しいものを、あえて時間をかけて作る必要はない思っています。
また様々な料理をすることで、調味料が増えることもイヤなんですよね。
中華なら豆板醤・甜麺醤、韓国料理ならコチュジャン、タイ料理ならナンプラーが必ずといっていいほど必要になってきます。
ですが、その調味料を使い切るのは難しいですよね。
調味料を余らすぐらいなら、何回も作らない料理は外ですますほうがコスパが良いと感じています。
最後に
この記事では、料理の時間を減らすことを中心に話してきました。
ですが、得意な料理やこだわりのある料理は自分で作るべきだと思います。
ボクは大阪出身で、こだわりのあるお好み焼き・たこ焼きは、少し時間がかかったとしても、家で作ります。
好きなものに関してはストレスなく作れますし、自分で作る方が満足度が高いからです。
料理は楽しむものであって、イヤイヤするものではありません。
料理が苦痛な人は、なるべくしない方向に自分を変えていきましょう。