最近こんなツイートをしました。
母親がスーパーウーマンであることは、子供に悪影響。
専業主婦時代は終わりを迎え、今の母親は仕事・育児・家事の三刀流。大谷君超え。
それを見ている子供はどう思う?
女性が働きながら家事・育児をやるのが当たり前と感じるだろう。結果、女性は結婚しない選択をする。
— たけし@FamilyLifeHack (@takenomadlife) May 19, 2021
結局、母親が家事・育児をがんばるほど、大人になって女性は重荷を背負うことになります。
息子も母親のそういった姿を見ているので、「女性が家事・育児をするものと」という考えになるでしょう。
男性が家で何もしないのは、「家事・育児は女性がやるもの」と思っているから。
この負の連鎖を食い止めるためにも、今の母親は無理をしないことが重要です。
母親が家事や育児をがんばらないことで、子供の将来は明るくなります。
スーパーウーマンは日本を救えない

日本の母親は凄まじく働きものですよ。ホントに。
自分の時間を犠牲にしてまで、家族のためにつくす。
家族のために働くことが好きな人にとっては、別になんとも思っていないのでしょうが。
そんな母親はごく少数で、時間をなんとかやりくりして、がんばっている人が大多数です。
かくいう、ぼくの母親も”スーパーウーマン”で、その縦横無尽に駆け回る母親の背中を見て育ってきました。
ぼくの母親は、2歳上の兄とぼくを産んでから、2年後に職場復帰をし、正社員として朝早くから夕方まで働いていました。
朝に保育園に預け、職場に行き、園の閉まるギリギリに迎えにくる。そして帰ってから夕飯を作る。
中学生からは給食がなくなり、早朝に家族全員の弁当も作っていました。
高校、大学と子供の手がかからなくなってからは、仕事・家事のかたわら、母親は習い事や通信の大学に行き始め、そのスーパーウーマンぶりをいかんなく発揮しました。
そんな母親の姿を見てきたぼくは「女性は家事・育児を苦にしないんだ」と思っていました。
そして時が経ち、結婚したぼくは衝撃を受けます。
「うちの奥さん全然家事・育児せーへんやん。しかも家事・育児が大嫌いって言っちゃってるし」
「女性は家事・育児が好きで、家の中のことは女性がするもの」と思っていた、ぼくの母親像は崩れ落ちました。
ぼくの妻は、カナダで10年以上暮らしていたので、欧米的な考えを持っています。
カナダでは旦那・父親が家事・育児をするのは当たり前。
ベビーカーは父親がおしていることの方が多く、抱っこ紐まで父親がしてますからね。
日本の父親とえらい違い。
父親が家庭のことをしている姿を見てきた子供たちは、大人になってからも同じように、父親が積極的に家事・育児に参加するのは当たり前という考え方になります。
この好循環を日本社会が目指すためにも、母親ががんばりすぎないことは重要なのです。
悲報:家事・育児をしても愛されません

妻が買っている雑誌に、”愛され妻になる方法”なんて書かれています。
女性がいかに”愛されたい生き物”なのかが、よく分かります。
残念ながら、母親が家事・育児をがんばっても旦那から愛されることはありませんよ。
だって日本の男性は「家事・育児は女性がするもの」と当然のことのように思っていますもん。
マイナスになることはあっても、がんばってプラスになることはありません。
あまり真面目に考えず、適当にこなしていくべきですね。
「家事・育児をあまりしなかったら旦那の不満が溜まるのでは?」とか考えてしましますよね。
大丈夫です。最低限で十分です。
旦那に作る料理も「カレー、唐揚げ、焼き肉…」なんかをローテーションしていけば満足しますし、お惣菜やレトルトを皿に移し替えるだけでOKです。
母親は家事・育児をがんばっても、旦那から感謝もされないので、どんどん負担を減らしていくことを意識すべきです。
家事は、ロボット掃除機、食洗機、洗濯乾燥機に頼る。
旦那に手伝ってと言っても無駄なので、時間を削減するためにもすぐに便利家電を買いましょう。
育児に関しては、しんどいと感じたら、なるべく子供を預けるようにしましょう。
保育園、幼稚園に開園時間〜閉園時間まで、目一杯預ければ育児をする時間は減ります。
またそれでも足りない場合は、習い事や一時預かりに預けることも検討しましょう。
「第一に考えることは自分の気持ち」
それができない人は、旦那と子供から愛されることはありません。
結論

この記事をまとめると
- 母親が育児・家事を一生懸命こなすことは子供の将来のためにならない。
- 家事や育児をがんばっても、旦那から愛されることはない。
結論として、母親が家事・育児を頑張ることは誰のためにもなりません。
好きでやっている人以外は、減らすことを意識しましょう。
ただ笑顔で、最低限のことをするだけでいいのです。
旦那が妻に求めるものランキングでは、家事より笑顔のほうが上位にランクしています。
また子供は母親がニコニコしているだけで、「自分は生まれてきたことは親にとって幸せなことなんだ」と感じ、自己肯定感も高まります。
母親はスーパーウーマンを目指すのではなく、自分が笑顔で生活できるような環境を作りあげていくべきです。