・何か人生に不満を感じている
・給料がいいのに幸せを感じられない
・モノをいくら買っても満足しない
「お金で幸せを買える?」という不滅の話題に焦点をあてて、僕の見解を説明しています。
前書きが長いと読む気がなくなると思うので、さっそく解説していきます。
お金があれば幸せ?

結論から言いますが、大多数の人がお金持ちになることで幸せを買うことができます。
資本主義経済を生きていく僕たちにとって、お金こそが正義であり、欲を満たすことができます。
「お金、お金、お金」と毎日のように言っているのは、少し寂しい感じもしますが。
実際、僕も妻とどうやって今後のお金を増やしていくのかと言う話題を頻繁にしています。
確かに、お金の話は楽しいです。
ですが、何歳ぐらいからこんなにお金に固執するようになったのでしょう?
僕には1、3歳の子供がいます。娘たちは公園で走りまわっているだけで楽しそうです。
そんな何の汚れもなく、純粋な頃にはもう戻れません。
日本人は幸せな人が多いです。なぜならばお金を持っているからです。
高度経済成長期を経て、日本経済は飛躍的に伸びました。
その時代に生きた人は、給料を多くもらい、たくさんの物を買い、家を買い、貯金もできました。
老後にも資金があり、今は子供や孫たちたちお金を配ります。
そして僕たちも昔の人が経済を押し上げてくれたおかげで、ある程度豊かな生活をしています。
しかし、今後はどうなるのでしょう?日本の人口は減少していき、日本経済は徐々に衰退していくはずです。そうなると失業者が増え、給料も下がります。
お金=幸せの考え方だと、今後徐々に不幸な日本人が増えていきます。
日本に生まれて、お金がないという理由であまり幸せを感じられなく、暮らしていく、なんて馬鹿げていますよね。
「お金がある方が幸せだが、お金がなくても幸せを感じられる」という状態に自分をもっていく必要があります。
では実際にどうするのか?を以下で説明します。
モノに価値を見出すのはやめる

お金があれば幸せと思う理由は、お金があれば自分の欲しいものが買えるからです。そして周りから羨ましがられたり、尊敬されたりします。
お金を持てば持つほど、自分の価値があがっていくと感じるようになります。
新築、高級車、高級腕時計などを買うことで、人に自慢でき、自分が気持ちよくなってきます。
お金持ちの人は高級車や腕時計をなどを紹介するときに、性能ではなく、まず値段を説明します。
「こんなに高い物を買える俺って凄くない?」みたいに値段の自慢をします。
最近は、そういったお金持ちの自慢大会をSNSで気軽に見ることができます。
そうなると、一般人も「物を持つことで幸せを手に入れられる」みたいに感じます。
人がお金・モノを崇拝することは今後さらに加速していくはずです。
これから、どんどん貧しくなっていく日本人はどうしていくのでしょう?
それは、モノに価値を見出すのでなく、自分に価値を見出さなければなりません。モノより自分を大切にすべきです。
物を買うために自分の貴重な時間を削って仕事をするのはやめましょう。
仕事は暮らしていくのに困らないぐらいのお金を稼げれば充分です。
モノを崇拝するのはやめて、モノが無くても幸せ感じられるようになることが大事です。
そうなれば、嫉妬や妬みも消え、人に優しく、自分にも優しくなれます。
具体的にどうやって、モノを崇拝するのをやめるのかと言うと、「モノを捨てる、買わない」ということです。
「全てのモノを捨てろ、モノを買うな」という極端なことを言っているわけではありません。
ただ、必要以上に買うことをやめよう。本当に必要なモノだけを持とう。
ということです。
所有物を減らすことで、モノに縛られることがなくなり、モノ以外の大切なことを見つけることができます。
実際、僕はミニマリストで、モノにほぼお金をかけません。
服も2パターンのコーディネートをローテーション。リュックは5年、財布は10年、靴は3年ぐらい同じモノを使っています。時計、アクセサリーなどは持っていません。
別に節約しようとしてるわけではなく、必要がないから買わないだけです。リュック、財布は気に入っているので、同じモノを使い続けています。さすがに靴は底がすり減ってきたので、近いうちに買い換える予定です。
タバコ、ピアス、髪を染めることも人生で一度もしたことがありません。周りに流されて、周りと同じようにカッコつけたくなかったからです。
興味があれば、もっと洋服を買ったり、オシャレに気をつかったと思います。ですが、興味のないモノにお金と時間を使っていません。
セールや福袋などで、お得だからと、必要のないモノを買うのはやめるべきです。それは洗脳されて買わされています。
無意識のうちに「これを買えば、幸せになれる」とすりこまれているのです。
車が好きで性能のいいものを買う、パソコンが仕事に不可欠でスペックの高いものを買う、などは必要なので、価値があります。
しかし、セールや福袋などで買ったものは自分の意思がそこまで反映されずに買っています。本当に欲しいものはセールになるのを待たずに買っているでしょう。
所有物を減らすことで、モノに使う時間、お金、悩みが消え、自分が人生で本当に必要としていることが見えてきます。
お金・モノより重要なこと

中にはお金やモノがあれば、幸せだという人もいるでしょう。
何を人生で幸せと感じるかは、人間一人一人で違います。
しかし普通にこの社会で暮らしていたら、お金やモノがあれば幸せだと感じるようになるでしょう。
周りの人間、メディア、教育などによって、どんどん洗脳されていきます。
「こうした方がいい、ああした方がいい」と言うのは、言っている人の意見で、必ずしも自分に当てはまるものではありません。
自分は、自分らしく、自分の好きなことをするべきです。
現在の僕が幸せと感じていることは、
仕事を減らして、自分の住みたいところに家族と住んで、極力ストレスフリーの生活をすることです。
仕事を減らしてから、自分の人生が変わりました。減らせば減らすほど、毎日が楽しくなっていきました。
空いた時間で、僕の趣味である山登り、キャンプ、旅行を楽しんでいます。
モノにお金を使わないことで、仕事でたくさんのお金を稼ぐ必要はなくなり、時間を作ることができました。
最近、父親から「もうちょっと仕事をしたら?」と言われましたが、今のところ仕事を増やそうと思っていません。
仕事をするほうがいいというのは、父親の価値観であって、僕にはあてはまりません。
今のところはこの生活が気に入っているので、しばらくは続けるつもりです。これから、もっと興味があることに出会ったときには、今の生活スタイルを変えるでしょう。
最後に
ここまで偉そうなことを言ってきましたが、自分の気持ちとお金のバランスを保つのは、かなり難しいと、我ながら感じています。
ただ人生の決断をお金によって決められる、なんて事がないようにしています。物事をお金中心に考えるのではなく、自分の欲求に忠実に従って生きていくことを心がけています。
そうすれば後悔のない、豊かで幸せな人生がおくれるはずです。