最近、本を読んでいた時に出会った新しい言葉
ポートフォリオワーカー
面白そうな働き方なので、目指すことにしました。
そもそもポートフォリオワーカーとは、複数の仕事や活動を同時に行うことです。
例えば、子供のいる夫婦の役割分担はこんな感じですよね。
夫:仕事80%、育児・家事20%
妻:育児・家事80%、パート20%
夫のメインは仕事、妻のメインは家事・育児で、足りないところはお互いが補う的な感じです。
ポートフォリオワーカー夫婦の場合
夫:本業40%、育児・家事30%、副業20%、ボランティア10%
妻:本業40%、育児・家事20%、副業10%、大学30%
複数の仕事や活動を同時並行で行います。
男女平等の観点からしても理想的ですよね。
所得のための活動・地域コミュニティとの関わりを目的とした活動・親戚の力になるための活動・知識を広げるための活動
など、さまざまな活動のバランスをとりながら生活していくことができます。
しかし今の社会構造では、ポートフォリオワーカーになるのは極めて困難です。
それは
- 長時間労働が当たり前
- 会社を辞めにくい風潮
- 夫婦の役割分担が決められている
からです。
しかし、このような社会構造は変わりつつあります。
労働基準の変化、終身雇用の終焉・さらなる女性の社会進出などで、ひとつの職に縛られることはなくなっていくでしょう。
ポートフォリオワーカーを目指すことで、時代の変化に適応できるはずです。
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メリット
ポートフォリオワーカーになるメリットは
- リスクの分散
- 仕事に飽きない
- 新しい発見ができる
ことです。
リスクの分散
複数の分野で仕事をして収入源を増やすことで、ひとつの業界がダメになっても収入源を確保できます。
専業主婦の家庭では、夫の働いている業界が落ち込めば、収入面で厳しくなるでしょう。
そうしたリスクを回避するためにも、他の業界・分野の活動をすることでリスクを分散できます。
仕事に飽きにくい
長年同じ業界に勤めていると、仕事に飽きてしまうことがあります。
ぼくは大学を卒業して寿司職人として生きてきましたが、さすがに日々の業務に飽きていましたね。
なので、このまま料理人を続けることに絶望を感じたので、30歳の時に料理人をやめました。
今はブログ・SNS・投資・子育てと活動を広げています。
複数の活動をすることで、飽きずに働き続けることができます。
新しい発見
複数の仕事・活動をすることで、新しい自分を見つける可能性が広がります。
一つの会社に命を捧げることが美徳みたいな文化がありますが、もし自分にあっていない業界に就職し、長年働き続けると、取り返しのつかないことになります。
ポートフォリオワーカーの働き方は、新たな人間関係・知識を広げるのにも役立ち、結果的に自分の天職と出会えるかもしれません。
デメリット
ポートフォリオワーカーのような新しい働き方には、とうぜんデメリットもあります。
- 社会的信用が低い
- 中途半端になる
ことです。
複数の仕事を同時進行することで、一つのことに集中するよりも専門性が欠けます。
またスキル習得にも時間がかかります。
他人からは「この人は何している人なんだろう?」と思われ、社会的信用が失われることにもなります。
キャリアや給料を追い求める人にとっては、ひとつの会社・業種に絞って働く方がメリットがあるかもしれません。
ポートフォリオワーカーになるためには
ポートフォリオワーカーになるためには、3つの能力が必要です。
それは
- チャレンジ精神
- 変化に対応
- 学ぶ姿勢
です。
若い人はこれらの能力は備わっていますが、年老いていくうちに失われていきます。
一つの会社で20年以上もいると、その地位を捨てることは難しくなり、その会社でしか働けない人になります。
すると新しい知識・人間関係・刺激を得ることは難しくなり、人生の幅を狭めます。
ポートフォリオワーカーを目指すためには、若い頃から多くの活動・経験をすることが重要なのです。
ポートフォリオワーカーを目指している理由
ぼくがポートフォリオワーカーを目指している理由は、”飽き性”だからです。
新しい刺激が欲しいんですよね。
料理人としてレストランで働いていた初めの頃は、学ぶことが多く、刺激に溢れていました。
しかし技術がある程度つくと、毎日同じ業務内容に飽き飽きしていました。
情熱大陸に出演するような、一つのことを突き詰める一流の料理人にはなれませんでした。
満足する給料はもらっていたのですが、キッパリ料理人を辞めました。
そして夫婦揃ってポートフォリオワーカーを目指しています。
現在のぼくたちの活動ポートフォリオはこんな感じです。
妻:本業60%、副業10%、家事・育児30%
僕:ブログ40%、投資30%、家事・育児30%
まだまだ夫婦共にポートフォリオワーカーには、ほど遠いですが、子育てが落ち着いたら新しいことに挑戦するつもりです。
まとめ
さまざまが活動を同時並行で取り組みたい人にとっては、ポートフォリオワーカーは理想的な働き方です。
ポートフォリオワーカのメリット
- リスクの分散
- 仕事に飽きない
- 新しい発見ができる
デメリット
- 社会的信用が低い
- 中途半端になる
ポートフォリオワーカーを目指している人は、メリットとデメリットをよく理解した上で、自分の生活にとりいれるこが重要です。