旦那が家事や育児に参加してくれないと悩んで、イライラしている女性は多いですよね。
基本的に男性は「家事・育児は女性がやるもの」と思っていますから。
また女性も同じく「家事・育児は女性がやるもの」とも思っていますよね。
だから男性が家事や育児をしただけで”イクメン”と呼ばれ、「すごい!、理想の父親!」なんて、もてはやされます。
女性は仕事と家庭を両立しても、誰からも褒められたりはしません。
ほとんどの父親がイクメンにもならずに、家でグータラしているのが現状ですが。
男性目線で「家族のために動きたくなる男の心理」を説明していきます。
褒めても動かないですよ!

「旦那 家事させる 方法」というワードで検索したら、「旦那を褒めるといい。褒め上手になろう。」なんて書かれていますよね。
はっきり言って、効果ないです!
想像してみてください。
妻が「あなた、すごい洗濯物たたむの上手いのね。そんなの私には無理だわ。すごいねー」なんて言われたら、もちろん男性は嬉しいです。
しかしそんな効果は一過性のものにすぎず、すぐにやらなくなります。
男性はチンパンジーではありません。チンパンジーなら褒め続けたら、一生やり続けてくれるかもしれませんが。
”褒めたらうれしい”と思うのは、女性の真理です。
女性は男性から、「疲れているのに、いつも家事をやってくれてありがとう」なんて言葉をかけられたら、キュンキュンするはずです。
女性は自分が褒められると嬉しいので、男性に”褒める作戦”をしちゃうんです。
男はヒーローになりたい

ドラマや映画では、男性の理想像が強く反映された主人公がでてきます。
「未確認生命物体から地球を守る」
「落下してきた女性を、横っ飛びでキャッチする」
「愛するものを守るため、裸一貫で敵地に突入する」
なんて、男性の理想のつまったものです。
つまり、男性はヒーローになりたいのです。「窮地の女性を救いたい、かっこいい姿を見せたい」と思っているのです。
なので緊急のトラブルが起こった時には、男性は役にたちます。
”家電が壊れた”なんて時には、”カッコいいい”姿を妻に見せるチャンスなんですよ。
だからいつもはグータラしていても、チャンスがきたら行動します。
カッコいいとこを見せたいので、女性が苦手なイメージがある、キャンプやバーベキューはやたらとハリキります。
多くの女性が「家でもこれぐらい動いてくれたらいいのに」と感じているでしょう。
またヒーローなので、”カッコ悪い”姿は見られたくないとも思っています。
せっかくバーベキューで活躍して家族を笑顔にしたのに、帰り道で渋滞にかかってしまうと、
「カッコいい姿を見せつけるプラン」が崩壊してしまい、車の中でイライラするなんてことも、よくあることです。
それだけ男性はヒーロー願望が強い生き物なのです。
夫が家で動かない理由は、家事・育児をすることでヒーローになれるとは思っていないからです。
命をかけなくても、家事・育児をすれば妻のヒーローに簡単になれるのにもかかわらず。
起動スイッチON

男性に家事・育児をさせる方法は3つあります。
- できない妻になる
- しんみり訴える
- 完全に惚れさす
できない妻になる
できない妻を演じているほうが、男性は動いてくれます。
家事・育児は女性のほうが得意と思っているので、男性はカッコ悪い姿を見せたくないので、消極的です。
1番いい方法は、知り合った時から家事が苦手なキャラを演じることです。
間違えても、家事が得意なんて男性には言ってはいけませんよ。
ただでさえ「家事・育児は女性がするもの」と思っているので、得意なんて言ってしまえば、一生するハメになります。
すでにメインで家事・育児をしている女性は「最近腰が痛くて、お風呂掃除しんどいんだよねー」と嘘をつけば
旦那は「しばらくの間ぼくがやろうか」と言ってくれるはずです。
そして掃除が終わった後に「助かったわ。ありがとう」と笑顔で言えば
「妻を救った!」と自分がヒーローのように感じるのです。
ヒーローは苦しんでいる妻を、ほってはおけませんからね。
しんみり訴える
「家事・育児がしんどい」と夫に訴えている女性は多くいると思いますが、喧嘩口調になってはいませんか?
それでは男性は動きません。反発するだけです。
夫を責めず、しんみり訴えるのが効果的です。シクシク泣きながら相談するのです。
「俺の大事な妻がこんなに悲しんでるから、助けてあげたい」と旦那に思わせるのがポイントです。
それで男性が少しでも育児・家事に参加してくれるようになったら、満面の笑みで日々を過ごしましょう。
「俺が妻の笑顔をとりもどした」と夫に思わせたら、妻の勝ちです。
完全に惚れさせる
さっき男性はチンパンジーではないという話をしましたが、完全に惚れてる女性に対してはチンパンジー並みに単純な生き物になります。
完全に夫を虜にすれば、ヒーロー扱いせずとも、かってに家事や育児をしてくれるようになります。
しかし、これが1番難しい方法でもあります。
まとめ

女性は夫に家事・育児をしてほしいなら、夫のヒーロー願望をうまく利用すべきです。
日本の男性は根本的に、自分が家事・育児に参加しなくていいと思っているので、女性がアクションを起こさない限り、家でグータラしています。
旦那を起動させる方法は
- できない妻を演じる
- しんみり訴える
ことです。
そして「家事・育児をするだけで家族のヒーローになれるんだ」と気付かせることが重要です。
そのためには、妻が家でニコニコと笑顔でいることを意識しましょう。
妻が楽しそうにしていることは、ヒーロー願望の強い男性にとって、一番のうれしいことなのです。