・ノマドライフの魅力を知りたい
・ノマドに憧れている
・今の生活を変えたいと思っている
一般的にノマドワーカーといえば独身でパソコンを片手に自由に転々と移動してるイメージですが、家族がいてもパソコンが使えなくてもノマドは可能です。
結論からいいますが、自分の住みたい場所に自由に移動できる人はノマドライフができます。
そんなの当たり前と思われた人もいるでしょう。
親の介護が必要、家のローンの支払いに追われているなどの理由がある人には難しいかもしれませんが、転職しながら各地に移動すればノマドライフをおくることもできます。
例えば専門的知識が必要な寿司職人、美容師などは国内・海外のどちらでも需要があるので、1年ごとに転々と仕事を変えながら移動できるでしょう。
ノマドはやる気さえあればできるので「自分にははできない」と諦める必要はありません。様々な方法で実現させることは可能です。
ノマドができる人/できない人

ノマドができる人
リモートワーカー
ノマドライフをしている大多数の人はリモートワーカーです。
リモートワーカーといっても、会社に属している人ではなくフリーランスとして仕事をしている人が多数です。
エンジニア、Webデザイナー、コンサルタントなどのインターネット環境さえあれば仕事ができる人たちは、自由に生活拠点をかえることができます。
リモートワーク可能な人は自由度の高いノマド生活をすることができるでしょう。
ただしパソコンが苦手・嫌いな人には縁のない職業です。1から勉強するのも時間がかかります。
専門的技術・知識がある
パソコン関係の知識だけでなく、シェフ、美容師、看護師などもノマドができる仕事です。
専門的な知識・技術をもっていると日本だけでなく、海外でも幅広い地域で働けるでしょう。
海外では働くビザを取得するために専門的なスキルを要求されることが多いです。英語が話せてもワークビザを取ることはできません。逆に英語が喋れなくてもスキルさえあれば、海外で働ける可能性は高いです。
しかし専門的な知識があっても雇われている限り、自由度の低いノマド生活をすることになります。
転職を繰り返すことになるので、1つの滞在地につき1年-3年ぐらいのスパンで考えることが必要です。
若い人
若い人は気軽にノマドライフができます。雇用されやすいので、転々と仕事をしながら各地で生活することができます。
リゾートバイトなどをすれば、下宿しながら沖縄・北海道のリゾート地で働くことができます。一般的な20代のサラリーマンと比べて、そんなに給料が低いわけではありません。
デメリットとしては、定職につかずに職を転々と変えていることは周りからいい目でみられません。
契約社員やバイトはきちんと給料を時給分もらえて、休みもとりやすいので正社員で働くより条件はいいでしょう。
僕が昔働いていたカナダの寿司屋では、カナダ人の30代子持ち男性がバイトとしてウェイターをしていました。カナダでは普通のことなので誰も気にとめていませんでした。
人の目を気にしない人は正社員よりバイトで働く方がストレスも溜まりづらく、日常を楽しめるでしょう。
もし海外ノマドをしたいなら絶対20代でするべきです。20代ならワーキングホリデービザが取得できるので、海外で働きながら生活できます。
働けるビザが簡単に取得できるのはワーホリしかありません。
10年間ワーホリすれば10カ国以上の国で働きながら生活できます。なんとなく大学を卒業して目的もなく就職するぐらいなら、ワーホリで働きながら海外生活する方が視野も広がり、人生を豊かにするでしょう。
働かなくても収入がある人
経営者、投資家などの不労所得がある人は自由にノマドできます。
僕もこういう人たちに憧れているので、飲食店を経営してみたりビットコインを買ったりしています。まだ不労所得を得ながら生活できるまでには至っていないのが現状です。
目指しているのは働かずにノマドをすることですが、かなり道のりは険しいのです。
ですが月に15万円ぐらいの不労所得がある人なら、物価の安い東南アジアなどでノマド生活することは簡単にできます。
ノマドができない人
何かに縛られている人はノマドはできないです。ノマドライフは自由度の高い生活をおくることなので、縛られていては自由に移動できません。
ローンに縛られている
家のローンが残っていると、ノマドをするうえで大きな障害になるでしょう。
家のローンとノマド先の居住費をダブルで払うことは経済的に厳しいです。
いつかノマドライフをしたいと考えている人は30年などの長期ローンを組むのはやめるべきです。家を売ればいいと思っていても、残念ながら買った金額では売れないことが多いので損することになります。
マイホームがほしい人は中古マンションを購入してリフォームすることをオススメします。中古マンションは値下がりしにくいですし、ローンを組まずに買える可能性もあります。
家のローンを組もうと思っている人は、生涯その土地に縛られる覚悟が必要です。
会社に縛られている
僕はよくこんなことを聞きます。
「俺がいないとこの部署はまわらないから辞めれない」
「上司にお世話になってるから辞めれない」
「辞めようとしたけど引きとめられた」
こういうことを言う人は一生ノマドライフは無理でしょう。
会社に縛られていると書きましたが、大抵の人は自ら縛られています。別に1人やめても会社はまわっていきますし、辞めて他のことがしたいなら同僚は背中を押してくれます。
やめたいけど。。。はやめるべきです。
家族に縛られている
過保護な親は子供を自分の近くにおいておきたいので、「海外は危ないから行くな」「地元の安定した会社で働け」と言ってくることがあります。
またお金の持っている親なら、二世帯住宅や実家の近くに家を建ててくれます。そうなると自由度の高い生活は難しくなります。
経済的には良いことですが、必ずしも生活の質が豊かになるとは限りません。
自分のお金で実家の近くに家を買えば問題はないのですが、親に援助してもらうと引っ越ししづらくなります。
僕も実際、妻のお父さんから援助のお話がありましたが断りました。
自分たちのお金で生活すれば、誰も文句を言ってきません。
最後に

ノマドライフと聞くと一見良い感じに聞こえますが、合う人・合わない人がいるのも事実です。
しかし、こればっかりはやってみないと分かりません。
ノマドの生活がフィットする人は生活の質が向上し、ストレスを減らすことができます。逆に合わない人はストレスがたまることになります。
今の生活スタイルに不満を抱いている人や、何かを変えたい人は一度ためしてみることを検討しましょう。これから先は世界的にもっとノマドがしやすい環境になってくるはずです。