バックパッカーや1人旅をしたいけど、どの国に行けばいいか分からない人もいるでしょう。
特に、若い人には
東南アジアがオススメです。
ぼくは大学生の頃にバックパッカーとして各国を旅行し、大学卒業後にカナダに3年間滞在した経験があります。今まで30カ国100都市以上、訪れました。
その経験をふまえて、なぜ東南アジアがオススメなのかを話していきますね。
東南アジアがオススメの理由

ヨーロッパで教会が見たい、エジプトのピラミッドが見たい、などの明確な目的がなく、なんとなく旅にでたい人は、東南アジアに行くことをオススメします。
特にバックパッカー初心者の人、大学生などの若い人にとっては、他の国より楽しめることが多いです。
その理由を順に説明していきます。
人種が似ている

東南アジアの人は、日本人と身体的特徴や性格などが似ています。
なので街を歩いている時の安心感がありますし、現地の人との壁もないんですよね。
同じアジアでもインド人は見た目も性格も全く違いますし、ましてや白人や黒人は体も大きく、劣等感を抱きながら接することになります。
ぼくは人種差別主義者ではありませんが、人種によって話しやすさが違うことは事実です。
カナダで住んでいる時も、日本人は韓国系・中華系と仲が良いことが多かったですね。
東南アジアの旅行なら、英語が下手でも馬鹿にされることはないですし、現地の人の距離も近いので、気持ちよく旅行できます。
刺激的

先進国に行くより、東南アジアなどの発展途上国の方が、刺激的な旅になることがあります。
ぼくの場合、ヨーロッパの綺麗な街並みより、東南アジアの農村地帯の光景のほうが脳裏に焼き付いています。
今ではタイのバンコク、マレーシアのクアラルンプールなどは大都会になっていますが、少し外れると、日本ではありえない光景が広がっています。
タクシーがわりにサイクルリキシャと呼ばれる自転車の人力車に乗ったり
ペットボトルでガソリンが売られていたり
見たことのないタイプのボロい小型船で離島まで移動したり
日本では絶対体験できないようなことが、普通に旅行しているだけで体験できるので、かなり刺激的にすごせます。
安い

東南アジアは物価が安いので、特に大学生などの若い人は金銭面で余裕のある旅行ができます。
大学時代のぼくは東南アジアに旅行する前に、ギリシャにバックパック旅行をしてたのですが、物価が高すぎて楽しめませんでした。
入場料・ホテル代・ご飯・移動費など全てが高く、レストランで食事することもできませんでした。
社会人になってからヨーロッパをまわった時は、大学生の頃より楽しめましたね。
特に食の面では最高です。ケチったらヨーロッパの食文化を楽しめません。
たとえバックパッカーでも、せっかく旅行しているにもかかわらず、金銭的に余裕がないことには良い旅ができません。
東南アジアは地理的にも近いので、航空券が安いのも魅力の一つです。
航空券代を安く抑えたい人は、マレーシアを拠点とする格安航空会社のAirAsiaがオススメです。
ご飯が美味しい

東南アジアは安くて美味しいご飯が食べられます。
一番の理由はコメ文化だからでしょう。
欧米諸国に長期旅行をすると、「コメ食いてぇ」と中華料理店をわざわざ探すことになります。
東南アジア料理はパクチーやナンプラーが入っているので苦手という人もいますが、食べているとすぐに慣れるので、食の面で心配する必要はありません。
最後に

初心者バックパッカーには東南アジアへの旅行を強くオススメします。
心に余裕をもった、開放感のある旅行ができます。
いきなりインドや中東に行くのは刺激が強すぎて、一人旅が嫌いになるかもしれません。
まず東南アジアで一人旅の魅力を感じてから、他の地域に旅行するほうがいいでしょう。