トラベルTIPS

妊婦の妻・幼児と、ほぼ世界1周【旅行時に気をつけるべきこと】

こんな疑問を解決💡

・妊婦でも長期の海外旅行は大丈夫?

・幼児でも長期の海外旅行は大丈夫?

・どれぐらいの費用がかかるの?

・旅行プランは?

ゆるたけ
ゆるたけ
妊婦と幼児と一緒にほぼ世界1周した時の話をしています。

2018年の夏、妊娠5ヶ月の妻と1歳になったばかりの長女と共に世界3/4周旅行をしました。

旅行期間は約1ヶ月半。

カナダのバンクーバーから出発し、ヨーロッパを経由し、東周りで日本に到着するルートです。

妊婦と1歳児を連れの旅行なので、両親からすごく心配されました。

そんな状況の中、長期旅行をした体験をシェアしてきますね。

ルート / 費用

ルート

以前ぼくたちはバンクーバーに住んでいて、妻は次女を日本で生みたいと希望していました。

せっかく日本に帰国するのに、約10時間のフライトで戻るのはあっけなすぎるので、いろいろな都市に滞在しながら、日本を目指すことにしました。

カナダ西海岸のバンクーバーからトロントまでは約3週間かけて車で横断。

トロントで車を廃車し、そこから飛行機でポルトガルのリスボンへ。

ポルトガル→スペイン→イタリア→台湾→日本、と飛行機を乗り継ぎました。

ヨーロッパは3カ国行きましたが、ポルトガルはリスボン、スペインはバルセロナ、イタリアはローマ、という感じで1カ国1都市しか滞在していません。

妊婦や幼児連れで、国内での電車・バスの移動は負担が大きすぎるので。

またリスボン・バルセロナ・ローマの各都市には、それぞれ5日間づつ滞在し、せかせかしない旅程を組みました。

普通のヨーロッパ旅行なら、2週間で3都市は少なすぎますが、ぼくたちの状況を考えると、これが限界だったでしょう。

費用

45日間のほぼ世界1周でかかった費用は、合計で約130万円です。

旅行の費用は大きく分けて、宿泊費・移動費・食費があります。

内訳を紹介していきますね。

宿泊費

45日間の旅行でかかった宿泊費は、日本円にして約54万円です。1日あたり12000円。

ホテル、モーテル、コンドミニアムのゲストルーム、Airbnbなど、さまざまな宿泊施設に泊まりました。

移動費

移動費の大人2人分の合計は42万円

カナダでは車を所有していたので、カナダ横断で支払ったのはガソリン代だけです。

カナダの高速道路は基本的に無料です。だいたい2日に1回給油して、横断のガソリン代は4万円ぐらいでした。

この旅行では飛行機に計5回乗りました。全てのフライトを合わせて、大人1人17万円。

2歳以下は無料なので、妻とぼくの飛行機代は約34万円。

カナダでは自家用車で移動したのですが、ヨーロッパでの移動は基本的にUberを利用していました。

Uber・タクシー代は約4万円。

Uberはボッタくられないので、旅行者には心強い味方です。

食費

45日間の旅行の食費は、約32万円です。

カナダ横断では炊飯器と電気ケトルを持参し、毎日炊き立てのご飯と味噌汁を食べていたため、スーパでおかずを少し買うだけですみました。

カナダで住んでいたこともあり、カナダの外食に飽きていたので、スーパーでお惣菜を購入し、部屋で夜ご飯を食べることが多かったです。

なので、毎日の食費は5千円以内に抑えられていました。

ヨーロッパに渡る前に炊飯器・電気ケトルは処分したことで、ヨーロッパでは主に外食でした。

またヨーロッパでは食を楽しもうと決めていたので、毎日違うレストランに通っていました。

そのためヨーロッパでの家族の食費は毎日1万5000円を超えていました。

幼児・妊婦連れでも大丈夫?

実際に妊婦・幼児連れの旅行をしてみて、気づいたことや気をつけることを紹介してきます。

幼児

当時1歳の長女にとっては、ほとんどメリットはない旅行だったと感じています。

抱っこ紐の中にずっといたので親子のスキンシップの面では良かったのかもしれませんが。

現在、4歳になった長女の記憶には、この旅行のことは一切覚えていません。

長女は0歳〜3歳の毎年、海外旅行に連れて行っているのですが、記憶にあるのは3歳時の旅行だけです。

幼児は、人→場所→時間という順番で認識していくため、あまりにも小さいうちに旅行をしても、記憶に定着しません。

幼児を旅行に連れていくのは、ただの親の自己満なのだと実感しました。

旅行中の子供の食事は?

旅行中の長女は、ミルクと離乳食を併用していました。

旅行前に日本からレトルト離乳食を取り寄せ、ご飯に混ぜて食べさせていました。

ヨーロッパでは白ごはんが炊けなかったので、お湯を注ぐタイプのご飯を使いました。

北米では瓶詰めの離乳食が売られていますが、ヨーロッパではあまり売られていなかったので、離乳食を作ることもありました。

粉ミルクで最低限の栄養はとっていたことで、安心して旅行することができました。

ミルク無しの離乳食期間の子供なら、この旅行は難しかったと思います。

ちゃんと寝た?

この旅行前にも、長女はいろんな場所で寝てきた経験があるため、睡眠に関して困ることはありませんでした。

少しずつ東に移動していったことで、時差ボケすることもなかったです。

たまたま長女が、どこでも眠れるタイプなだけで、子供によっては旅行中にうまく眠れないこともあるでしょう。

病気はした?

子供は体調を一度も崩すことはなかったです。

海外旅行保険に加入していたので、何かあれば現地の病院に連れていこうと決めていました。

当たり前のことですが、家族での海外旅行では保険は必須です。

妊婦

妊娠5ヶ月の妻の旅行の率直な感想は「面白かったけど、疲れた」です。

安定期に入ってから旅行に出発したとはいえ、体にいつも以上の負担がかかったことは間違いないです。

基本的に飛行機・車・タクシーで移動し、長時間歩くことはないようにしていました。

ですがリスボンの空港に着いた時は、ちょうどタクシードライバーがストライキをしている日で、宿までは電車を利用しなければなりませんでした。

駅のホームまではエスカレーターやエレベーターがなく、階段の登り降りは大変そうでした。

また最寄りの駅から宿までも、上り坂が続いていたことも最悪でしたね。

妊婦の妻とともに、ぼくは荷物と子供を抱え、石畳の坂道を休憩しながら歩くことになりました。

長期旅行には思わぬことに巻き込まれることを痛感しました。

気をつけていたこと

ぼくがこの旅行中に気をつけていたことは

  • ケチらない
  • 泊まる宿
  • ゆとりのある旅程

です。

順に説明しますね。

ケチらない

旅行中の幼児と妊婦の負担を少しでも軽くするためには、お金を使うしかありません。

ぼくが1人で旅行する場合は、空港から街にでる時に、タクシーより安い電車やバスを使います。

しかしこの旅行では、妻と子供の体力を考え、お金が多少高くなってもタクシーやUberを頻繁に利用しました。

疲れでイライラせずに旅行を楽しむためには、お金を支払っていいサービスをうけることが重要です。

泊まる宿

普通のホテルではキッチンが付いていないので、ヨーロッパでは民泊サイトのAirbnbから宿を予約しました。

先ほども話したように、カナダ横断では炊飯器と電気ケトルを持参していたことで、最低限の自炊はできていました。

しかしヨーロッパでは、キッチンがついていないと赤ちゃんのミルクを作るのも不便ですし、簡単な離乳食も作れません。

Airbnbなら普通の民家を選べ、その多くにキッチンがついています。

また地元の人の暮らしを体験できるのもAirbnbの魅力でもあります。

ゆとりのある旅程

きちきちしすぎない旅程で、体調にあわせた旅行をすることを心がけていました。

カナダ横断中のルートは、大まかにしか決めず、ホテルは前日に予約することにしていました。

体調と相談しながら、次の日にどれだけ進むのか決めていました。

ヨーロッパでは1都市に5日間という余裕のある滞在日数にし、時間に追われた観光をしないようにしました。

いろんな都市にまわりたい気持ちはありましたが「人生長いし、また来ればいいや」と思えたことで、ゆったりとした心持ちで滞在できました。

なぜ幼児・妊婦連れで長期旅行をしたのか?

妊婦・幼児連れで旅行することに疑問をもっている人も多いでしょう。

そんな状況で、ぼくが旅行に行くと決めた理由は、”旅行が大好き”だからです。

「子供に世界を見せたい」という立派な父親ではなく、ただ単にぼくが行きたかっただけなのです。

まわりを見ていると、「子供が生まれたから、あまり旅行に行けなくなった」なんて声を聞くことがあります。

「子供がいるから…」という理由は、言い換えると「子供のせいで…」なることもあります。

自分のやりたいことを子供のせいにしたくはないですし、子供も親が諦めることを望んでいません。

子供がいることで諦めるぐらいのことなら、それぐらいの情熱しかなかったということでしょう。

最後に

この長期旅行で約130万円かかりましたが、実質的にかかった費用は80万円ぐらいです。

ぼくたちはこの旅行に行かなかったとしても、カナダから日本に帰国する予定だったので、飛行機代、賃料はかかっていました。

この旅行にでかける前に賃貸を解約し、家がない状態で出発したため、ホテル代と家賃をダブルで払う必要もなかったです。

また飛行機代もバンクーバーから直行便で帰ったとしても10万円ぐらいはかかりました。

海外移住を考えている人は、引っ越しのタイミングは長期旅行をするビックチャンスです。

もしそういう機会にめぐりあえたら、長期旅行をすることを検討してみてくださいね。