Airbnb(エアビーアンドビー)ってよく聞くけど、実際どういう部屋に泊まるの?という疑問を持っている方へ!
この記事では、実際に沖縄/ハワイ/イタリア/カナダでAirbnbを利用した体験談を書いています。
ホテル・旅館に泊まるという選択肢以外にAirbnbも加えることで、さらに旅行を楽しむことができます。
特に子連れ/長期滞在/5人以上で滞在する場合は、Airbnbはコスパもよく、オススメです。
またホテルに刺激を感じない人にも利用してもらいたいサービスです。
体験談ではなく、Airbnbの基本的な疑問については別の記事に書いていますので、よろしければ読んでください。
沖縄編–海まで徒歩1分の立地
ウエディングフォトを撮る目的で、0歳と2歳の子供を連れて沖縄に2週間滞在しました。
そのうちの10泊はAirbnbで予約した宿に泊まりました。
この宿を選んだ理由は
- 電子レンジ・炊飯器・電気ケトルが揃っている
- ベッドは子供が落ちるので、布団を敷いて寝られる
- 段差がなくなフラットな部屋
- オーシャンビュー
子連れには理想的な滞在先です。

この宿は沖縄本島の南に位置する南條という地域にあるアパートでした。
観光客に有名な「大城天ぷら店」がある奥武島には歩いて5分でいける立地。
ですが、公共交通機関がなく、レンタカーは必須の場所でした。
沖縄はレンタカーが安いので、2週間の滞在中はずっと借りていました。
周辺は静かで、海へは歩いて1分という、ゆっくり滞在するには充分すぎる環境。
部屋の窓からはのオーシャンビューはすばらしく、夕日も眺めることができました。

まわりにホテルがなく、ローカルな沖縄を体験できる場所でした。
泊まる建物はいかにも古い集合住宅みたいな外見だったのですが、室内はフルリノベーションされていて、清潔感がありました。
キッチンにはお皿、フライパン、塩など料理に必要なものが揃っていました。

一階に大家さんの事務所があり、そこでチェックインの手続き。
部屋は3階にあり、エレベーターはなかったので、子供を連れて上がるのが大変でした。
それ以外はおおむね満足できました。
宿泊料金は1泊9500円。かなりコスパがよかったです。
チェックインの時に、大家さんが近くのもずくそばの無料券と、大家さんが経営しているカフェのコーヒー無料券をもらいました。
大家さんによっては、こういうサービスをしてくれるが、Airbnbの魅力でもあります。
滞在中は
- 泳ぎたくなったら、地元の子供たちに混じり海に入る
- お腹が空いたら、地元のスーパーに沖縄の魚を買いにいく
- 沖縄の海に沈む夕日を眺める
ホテル滞在とはひと味違った沖縄を満喫できました。
ハワイ編-1泊20万円の超豪邸

大人8人子供3人という大所帯でハワイの豪邸を貸し切りました。
友達と宿を探している時に「せっかくなら一緒に泊まりたいよね」という話になり、Airbnbでみんなが一緒に泊まれる滞在先を見つけました。
1泊20万円と高額で、割り勘すれば大人1人25000円と、手の届く金額でした。
大人数で旅行に行く場合はAirbnbは超オススメです。
なかなか住むことのできない豪邸に泊まれるので、ホテルで泊まるより非日常の体験ができます。
その豪邸は
- 5寝室
- 6バスルーム
- ジャグジー
- プール
- シアタールーム
- ビリアード台
- マッサージ付きベッド
というお金持ち気分を味わえる物件でした。
この豪邸はワイキキから車で30分のぐらいの距離にある住宅街の中にありました。
周りにホテルもなく、観光客を見かけない場所でした。
チェックインの時に、大家さんに雇われている白人のおじさんが簡単な説明と、各部屋を案内してくれました。
リビングはこんな感じです。
こちらがリビングの隣にあるビリヤードルーム

中庭は人工芝でになっていました。

0歳の子供とプールでプカプカ。初プールに嫌がっていましたね。

どでかいスクーリーンのシアタールーム

庭にアメリカ式のバーベキューグリルがあり、夕食はスーパーでお肉と大量のお酒を買い込んで、焼肉パーティーを楽しみました。
1泊1人25000円でお金持ち体験ができたので、同料金のハワイのホテルに滞在するより満足できると思います。
チェックアウトの時は名残惜しかったですね。
「いつかはこんな豪邸に住みたいな」と感じました。
イタリア編–リアルなローマの雰囲気を感じた宿

ローマの中心の駅であるテムミニ駅から地下鉄で15分のところのピネェート駅にある住宅地に5泊滞在しました。
事前に大家さんと家の前で待ち合わせをしていましたが、空港からの道が混んでいたので、予定より遅く着いてしまいました。
しかもインターネットと電話が使えない状態だったので、連絡もとれていませんした。
家の近くに着いて、迷いながら家を探していると、三階の窓から年配の女性が「何をさがしているの?」みたいなニュアンスのことをイタリア語で聞いてきました。
大家さんの名前を伝えると、「電話で呼んであげる」と言われました。
どうやら近所の知り合いのおばさんだったようです。

このローカル感満載の家の前で5分ぐらい待っていると、大家さんが現れ、部屋へ案内してくれました。
Airbnbは鍵を手渡しでもらうことがあり、スムーズにチェックインできないことも海外ではたまに起こります。
部屋は4階で、エレベーターがなく、狭い階段を1歳の子供を抱えて上がるのは大変でした。
部屋は写真で見た時より狭かったのは残念でした。
トイレもお風呂などは必要最低限の設備でした。

部屋の窓を覗くと、映画にでてくる華やかなイタリアとは違って、リアルなイタリアの街並みが広っがていました。
狭いワンルームにユニットバスが付いてて、1泊約7000円でした。
大家さんは50歳ぐらいのイタリア人の女性で、英語はあまり話せませんでした。
ですが、wifiパスワードなどの必要な情報は、英語で全て紙に書かれていました。
またチェックイン後に、近辺のおすすめレストランやカフェの情報もメールで送られてきました。
ガイドブックなどではなく、地元の人からのオススメ情報を教えてもらったことで、いつもと違った観光を楽しめました。
あまり観光客のいない滞在地で、お気に入りのローカルカフェとレストランを見つけることができたことがローマ滞在の1番の思い出です。
観光に出かける前にお気に入りのカフェでコーヒーを飲み、観光から帰ってきてからお気に入りのレストランでご飯を食べる。といった生活。
ローマの住宅街に宿泊し、ローカルフードを楽しむといった、地元に溶け込んだ生活ができました。
いつもと違った旅行を楽しみ方をしたい人は、地元の住宅街に泊まることで、リアルな雰囲気を体験できます。
カナダ編–マンスリーマンションとして利用する

ぼくたちはカナダ–日本を往復生活しています。
日本からカナダでの物件を遠隔で契約するのは難しく、バンクーバーに着いてからの最初の1ヶ月間はAirbnbで部屋に滞在しています。
今回はバンクーバーの中心から電車で30分のところに位置するサレーという街のコンドミニアム(マンション)の一室を借りました。
部屋も綺麗で、バルコニーからの景色も良かったです。

Airbnbはテレビ・ソファなどの家具、食器、洗剤などがついており、生後6ヶ月の赤ちゃん連れでもスムーズに生活を始められました。
中心地から離れていたこともあり、宿泊料金は1ヶ月で15万円とかなりお得でした。
この地域の賃貸マンションの家賃とかわりなく、Wi-Fi、光熱費、保証金、駐車場なども無料で使えました。
3ヶ月ぐらいの滞在ならAirbnbはかなりコスパがいいです。
ただし住所登録することができないので、3ヶ月以上の長期滞在には適していません。
ただ1つ不満があるとしたら、鍵が1つしかもらえなかったことです。この問題もAirbnbではよくあることです。
大人2人で1つの鍵で一ヶ月生活するのはたいへんでしたね。
まとめ
Airbnbの魅力をあげると
- 豪邸に泊まれる
- 地元民の生活を体感
- 家具や食器が揃っている
- キッチンがあるので子連れ向き
- 1〜3ヶ月の滞在に便利
デメリットをあげると
- 当たり外れが多い
- 鍵が一つしかもらえないことがある
- チェックインがうまくいかないことがある
ホテルや旅館でもメリットとデメリットはありますからね。
普通のホテルや旅館に飽きている人は、ぜひ利用すべきサービスです。